転生の予言の情報・買取価格等をピックアップ!
お互いの墓地のカードを合計2枚選択して発動できる。選択したカードを持ち主のデッキに戻す。
「転生の予言」は2006年11月16日発売のSTRIKE OF NEOSで登場しました。お互いの墓地のカードを合計で2枚デッキへ戻す効果を持つ通常罠カードです。
登場時のレアリティはレアで、ストラクチャーデッキ-デビルズ・ゲート-やDUELIST EDITION Volume 1で再録されました。
同名カードを戻すことによる無限ループの防止のために2007年9月1日に制限カードとされて以来、長い間緩和が行われていませんでした。
その後、2014年10月1日に準制限カードへの復帰を果たし、2015年1月1日に制限解除されています。
●効果説明や使い方等
以前は「闇の仮面」や「ヴィクトリー・ドラゴン」を利用したマッチキルを行うデッキに組み込まれていましたが、本来の使い方は墓地のカードに対するメタカードとしての使用や、使い終わったキーカードを再利用するといった目的に使用されます。
戻す場所はデッキとなっていることからサーチを行わなければ即座に使用することが出来ませんが、モンスターや魔法・罠問わず戻すことが出来るため発動条件の緩い「貪欲な瓶」のような使い方が可能です。また、相手の墓地のモンスターを戻すことで蘇生の妨害を行うことも出来ます。
単体では直接的なアドバンテージとなりませんが、「死者蘇生」や「リビングデッドの呼び声」などの発動に対してチェーン発動することで不発にしつつ、自分の墓地のカードの再利用などを行うことも可能です。その他にはサルベージの妨害などにも役立つため、汎用性の高い墓地メタカードとして活躍します。
罠カードなため速効性という点では手札誘発である「D.D.クロウ」に劣ってしまいますが、戻せるカードが2枚という点から墓地に対する制圧力では「転生の予言」の方が勝っています。
「貪欲な瓶」と同様にエクストラデッキのモンスターも対象と出来るため、「スターダスト・ドラゴン」や「CNo.101 S・H・Dark Knight」などの自己蘇生効果を持つモンスターに対して発動することで蘇生を妨害したり、自分のシンクロモンスターをエクストラデッキに戻すことで再利用したりと多くの場面での活躍が期待出来るカードとなっています。
●まとめ
長い間禁止カードとなっていたため価格は低く、制限解除された後も値上がりは見られませんでした。現在の価格はノーマルの物で50円前後、レアの物で100円前後となっています。