積み上げる幸福の情報・買取価格等をピックアップ!
チェーン4以降に発動できる。デッキからカードを2枚ドローする。同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動している場合、このカードは発動できない。
「積み上げる幸福」は2006年8月10日発売のCYBERDARK IMPACTで登場しました。
チェーン4以降に発動可能で、デッキからカード2枚をドロー可能な効果を持つ通常罠カードです。
登場時のレアリティはノーマルで、DUELIST EDITION Volume 1 で再録されています。
●効果説明や使い方等
チェーン4以降と発動条件は厳しく、同一チェーンによる発動も出来ないため限られた構築でなければ発動すら出来ないカードとなっています。しかし効果は2枚ドローとハンドアドバンテージを得ることの出来る効果となっており、ディスアドバンテージの軽減や手札の補充に役立つカードです。
通常罠カードなので速効性はありませんが、フリーチェーンで発動出来るため妨害は受けにくく、相手の「サイクロン」や「ハーピィの羽箒」といった除去カードに対して別カードのチェーンを乗せつつ発動することで発動条件の緩和を行うことが出来ます。
「連鎖爆撃」を主軸とした「チェーンバーン」デッキとも相性が良く、「仕込みマシンガン」や「ご隠居の猛毒薬」などと一緒に使用することで「連鎖爆撃」の火力をあげつつ、手札消費の軽減を行うことが出来ます。
最も有名な使用方法として「封印されしエクゾディア」を使用したデッキのドローソースとして使うプレイングが存在し、World Championship 2012のトーナメント1回戦で注目された、後に「活路エクゾ」と呼ばれたデッキのドローソースとして活躍しました。
「活路への希望」や「強欲な瓶」といったフリーチェーンドローカードと一緒に使用することでチェーンを稼ぎ、大量ドローを行うことで「封印されしエクゾディア」による特殊勝利を行うプレイングとなっています。
防御手段である「和睦の死者」や「威嚇する咆哮」との相性も良く、チェーンを稼ぎつつ「エクゾディア」パーツ以外にも「速効のかかし」や「バトル・フェーダー」を引き入れることでより強固な防御を行うなど、デッキコンセプトと非常にかみ合った効果となっています。
●まとめ
再録が1度だけとなっており、非常に少ない再録回数ですが、かなり限られた使用用途となるため価格は低めとなっています。
「活路エクゾ」が流行した際に値上がりが見られましたが、「活路への希望」や「一時休戦」といったカードの制限により弱体化したため大幅な値上がりは見られず、現在100円前後となっています。