エルシャドール・ネフィリム
星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
「シャドール」モンスター+光属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。(2):このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。そのモンスターを破壊する。(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
「エルシャドール・ネフィリム」は2014年4月19日発売のザ・デュエリスト・アドベントで登場しました。レベル8光属性天使族融合モンスターで、融合素材に「シャドール」モンスターと光属性モンスターを必要とします。
シャドールモンスター共通の制約と、自身の特殊召喚成功時にデッキから「シャドール」モンスターを墓地へ送る効果と、自身が特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始前に戦闘を行うモンスターを破壊する効果、自身が墓地へ送られた場合「シャドール」魔法・罠カードのサルベージを行う効果を持っており、効果分類は全て誘発効果となっています。
登場時のレアリティにはウルトラレアとアルティメットレアが存在し、現在再録はされていません。「シャドール」テーマにおけるメインモンスターであったため、2014年10月1日に制限カードに指定されてしまい、2015年4月1日に禁止カードとなりました。
●効果説明や使い方等
融合素材には「シャドール」モンスターと光属性モンスターを必要としますが、「魂写しの同化」の登場により属性変更が出来るようになったため「影依の原核」を使用せずとも展開が可能となりました。また、「妖精伝姫-シラユキ や「超電磁タートル」など、光属性モンスターには汎用性が高く優秀なモンスターが数多く存在するため、展開は比較的容易に行うことが出来ます。
自身の特殊召喚時に「シャドール」モンスターの墓地送り効果を持っており、カードの効果で墓地に送られた際に効果を発動する「シャドール」モンスターと非常に相性の良い効果となっています。
「シャドール・ドラゴン」や「シャドール・ビースト」を墓地へ送ることで単体破壊やドローなど、アドバンテージに繋げることが可能です。また、特殊召喚メタとも言える効果を持っており、特殊召喚されたモンスターをダメージステップ開始時に破壊するという強力な効果を持っています。
現在登場しているほとんどのテーマは主力モンスターが特殊召喚によって展開されるため、戦闘で破壊されないどころか一方的に破壊することが出来ます。
効果によって破壊された場合も「シャドール」融合モンスター共通のサルベージ効果によって後続に繋げることが出来るため、展開から破壊されるまで無駄のないカードと言えます。
一時代を築いた「シャドール」テーマにおける主力モンスターですが、現環境における特殊召喚頻度や光属性モンスターとの相性、海外でも禁止になっていることを考えると制限復帰は難しいと言えます。
●まとめ
ステータスが「テュアラティン」一致していますが関連性は不明です。イラストには「エルシャドール・ミドラーシュ」が描かれており、「影依の原核」から顕在化した影を影井とで縛って勢力を拡大させているという設定が存在します。
現在の価格はレアリティ問わず200円前後となっています。