異次元からの埋葬の情報・買取価格等をピックアップ!
(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体まで対象として発動できる。そのモンスターを墓地に戻す。
「異次元からの埋葬」は2006年10月26日発売のデュエリストパック-十代編2-にて登場しました。
速攻魔法でお互いの除外されているモンスターを3体まで墓地へ戻す効果を持っています。
登場時のレアリティはウルトラレアで、その後DUEL TERMINAL -混沌の覇者!!-や、ストラクチャーデッキ-ロスト・サンクチュアリ-にて再録されました。
除外カードを墓地へ戻すことの出来るカードは非常に少なく、様々なコンボの再発動に貢献していましたが2010年3月1日に制限カードとして指定されてしまいました。
●効果説明や使い方等
墓地で発動し、その後除外されたカードを即座に墓地へ戻すことで効果の再発動を行うためによく使われています。「シンクロアンデット」においては「ゾンビキャリア」や「馬頭鬼」などといった1ターンに1度の制約がない代わりにデメリットとして発動後除外されるカードが多かったこともあり、展開のサポートカードとして活躍しました。
また、「闇次元からの解放」や「D・D・R」などといった除外されているカードの発動にチェーン発動することで不発にすることが可能なことから、除外テーマのデッキにおいてはメタカードとしても活躍します。
逆に、墓地へ戻す際に除外されているモンスターを対象にチェーンブロックを作って発動をするので「異次元からの埋葬」にチェーンして除外モンスターを戻されてしまった場合は不発になってしまう場合があります。
「インフェルノイド」テーマにおいては特殊召喚時のコストに除外されてしまったモンスターを再利用したりと幅広いテーマで活躍しています。
特に注目したいのが除外したカードを墓地へ送らずに戻すという点で、除外から戻されたカードは墓地へ送られたわけではないため、墓地発動の効果の発動もありません。そのため、一時的に手札やフィールドから除外することが可能な「PSYフレームロード」シンクロモンスターや「銀河眼の光子竜」とも非常に相性が良く、除去手段としても利用することが可能となっています。
●まとめ
その汎用性から無制限時代は1枚1.000円を超えるなど人気カードでしたが、「シンクロアンデット」の規制や制限カードに指定されてしまったことから徐々に需要やデッキ構築における採用率が下がりました。
また、ストラクチャーデッキ-ロスト・サンクチュアリ-やブースターSP-トライブ・フォース-にてノーマルで再録され、手に入りやすくなったこともあり、現在ではウルトラレアとスーパーレアの物が300円前後、その他の物で100円前後となっています。