「遊戯王」の基本的なルールついて紹介します!
遊戯王OCGとは、公式名、遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム。
一般的には「遊戯王」「遊戯王カード」という略称で浸透しています。
様々なカードの効果で相手にダメージを与えたり、あるいはモンスターを出して守備や攻撃などを繰り返すことにより、相手の持つライフポイントをゼロにすることができれば勝ちになるゲームが「遊戯王OCG」です。
様々なモンスターを使ったり、罠を使って相手の行動を邪魔をしたり、魔法カードを使ってサポートしたりモンスターを強くしたりしながら、自分が有利になる展開にして勝利を目指します。
遊戯王の基本用語について
デュエルは遊戯王における「勝負」のことです。
デュエリストは遊戯王における「プレイヤー」のことです。
自分がデュエルで使うためのカードの束の事です。
エクシーズ、融合、シンクロモンスターを入れることができるデッキのことです。エクストラデッキの枚数は最大で15枚までとなっています。
デッキ調整用の予備カードです。デュエル中は使えません。
ドローは「自分のデッキからカードを引くこと」のことです。
降参を意味します。自らの敗北を認め、その時点のデュエルを終了させます。但し公式大会では存在せず対戦相手は拒否する事も可能です。
ゲームの前に準備をしましょう
デュエルを行うためには、その前に自分のデッキを構築する必要があります。デッキの枚数は通常40枚から60枚となっていますが、特別な理由などがなければとりあえず40枚にしましょう。
初心者の場合、使いたいカードが多くてデッキの枚数を増やしたくなることが多いようですが、デッキの枚数が少ない方が出したいカードを引き当てる可能性が高くなります。
エクストラデッキには「エクシーズモンスター」「シンクロモンスター」「融合モンスター」を入れることができます。入れることができるのは0枚から15枚までです。
0枚でもかまわないのですが、基本的には、ある程度の数は入れておいたほうが有利になるでしょう。
実際にデュエルを行う場合には、シングル戦(1本勝負)かマッチ戦(3本勝負)のいずれかになります。マッチ戦ではサイドデッキが重要です。
1回の勝負が終わるごとにデッキのカードとサイドデッキのカードを交換することができます。サイドデッキの枚数は0枚から15枚までです。
禁止カードは使用不可であり、制限カードは1枚まで、準制限カードは2枚まで、同名カードは3枚まで入れることができます。
ゲームの勝敗は次の条件を満たした場合に決まります
1)いずれかのライフポイントが0となった場合にはゲーム終了です。相手のライフポイントが0になれば勝利となります。スタート時点のお互いのライフポイントは8000です。
2)デッキのカードを全てドローしてしまい、デッキからカードがドローできなくなったらゲーム終了です。相手がドローできなくなればあなたの勝ちです。
3)特殊勝利条件のカードで勝利した場合にはゲーム終了です。ただし特殊勝利条件のカードで勝利することは条件が厳しいので、成功することは難しいかもしれません。
デュエルは次のような流れで行います
1)ドローフェイズ
まずは1枚のカードをドローします。これは必ずドローすることが必要になりますし、もしもデッキの枚数が0でドローができない場合、敗北になります。
ドローフェイズには相手に対して自分のターンが開始したということを伝える役割があります。またその後の勝負における主導権を握るためにも重要だといえるでしょう。
お互いに初期の手札は5枚です。但し、先行1ターン目については新ルールの適用によってドローはできません。
2)スタンバイフェイズ
基本的にこのフェイズは特にすることはありません。カードの処理効果などが入ることもありますが、スルーしましょう。
3)メインフェイズ1
メインフェイズ1では、モンスター召喚、セット、表示形式の変更、魔法カードのセット、使用、罠カードのセットなどを行います。プレイヤーが一番、自由にカードを使える行動フェイズになっています。
4)バトルフェイズ
バトルフェイズではフィールド上に存在しているモンスターでバトルを行います。基本は、このバトルフェイズにおけるモンスターの攻撃で相手のライフポイントを削っていくことになります。
5)メインフェイズ2
メインフェイズ2については、基本的にはメインフェイズ1と同じ内容になります。ただしバトルフェイズを行わなかった場合にはメインフェイズ2は行われません。
6)エンドフェイズ
エンドフェイズでは自分のターンが終わったことを相手に伝えます。「ターン終了します!」と相手に伝わるようにはっきり宣言してください。