アトラの蟲惑魔の情報・買取価格等をピックアップ!
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分は手札から「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードを発動できる。また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分がコントロールする通常罠カードの発動と効果は無効化されない。
「アトラの蟲惑魔」は2013年4月20日に発売されたJUDGMENT OF THE LIGHTにて登場しました。
レベル4地属性昆虫族効果モンスターで、「ホール」・「落とし穴」のと名の付いた通常罠の効果を受けない耐性効果と手札から「ホール」・「落とし穴」と名の付いた通常罠カードの発動が可能となる効果を持っています。
また自分がコントロールする通常罠の発動と効果を無効にされない効果ももっており効果分類は全て永続効果となっています。
レアリティはレアのみで現在再録はありません。
「蟲惑魔」テーマにおける共通の耐性効果を持ち、汎用罠カードであり採用率の高い「奈落の落とし穴」の効果を受けません。
これによりミラーマッチはもちろん、相手の「ホール」・「落とし穴」といったカードを腐らせることが出来るため非常に有利な展開に持っていくことが出来ます。
しかし効果を受けない「ホール」・「落とし穴」と名の付くカードは罠カードに限定されてます。
そのため「ブラック・ホール」などの採用率の高い魔法カードの効果はしっかりと受けるのでプレイングには注意しましょう。
「ホール」・「落とし穴」と名の付く罠カードを手札から発動可能で発動と効果を無効化されないことから、「狡猾な落とし穴」などを「サイクロン」などで割られる心配もありません。
これらの効果は「アトラの蟲惑魔」がフィールドで表側で存在する場合のみ適用される効果なため「ホール」・「落とし穴」を主体とするデッキ構築の場合、エクシーズなどには繋げずに場にそのまま出しておく必要があります。
レベル4の下級モンスターなこともあり場持ちの悪いモンスターではありますが、「フレシアの蟲惑魔」の登場によりその心配は解消されました。
「フレシアの蟲惑魔」は場の「蟲惑魔」モンスターに対して強力な耐性を付与することが可能なうえに、お互いの効果によって様々な場所から「ホール」・「落とし穴」と名の付いた罠カードの発動が可能になります。
「アトラの蠱惑魔」を展開する際には必ず「フレシアの蠱惑魔」と一緒に場に並べておきましょう。
まとめと相場・価格
「蟲惑魔」の由来は「蠱惑」と「小悪魔」に「蟲」をかけ「人をひきつけ惑わせる蟲」から来ているということがそのイラストから考えられます。
可愛らしい見た目ですが「蟲」が落とし穴に誘導するための「疑似餌」のような存在でその本体はどれも禍々しいものとなっています。
価格の方は100円前後でしたが、「フレシアの蟲惑魔」の登場により現在では300円前後と値上がりしています。