手札断殺の情報・買取価格等をピックアップ!
(1):お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。その後、それぞれデッキから2枚ドローする。
「手札断殺」は2007年10月20日発売のデュエリストパック-ヨハン編-で登場しました。
お互いに手札を2枚墓地へ送り、デッキから2枚ドローを行う効果を持つ速攻魔法カードです。
登場時のレアリティはスーパーレアで、ストラクチャーデッキ-炎王の急襲-やストラクチャーデッキR-巨神竜復活-などで再録されています。
●効果説明や使い方等
お互いに手札入れ替えを行うことが出来ますが、枚数が2枚に限定されており、墓地へ送るカードもそれぞれのプレイヤーが任意に選ぶことが出来るため狙ったカードのハンデスの手段としてはあまり効果的ではありません。
1枚のカード消費でお互いに同じ枚数の手札入れ替えを行うためディスアドバンテージとなってしまい、発動時にお互いの手札が2枚以下の場合は発動を行うことも出来ません。単体で使用する場合は大きな活躍は期待できませんが、このカードの特徴はコストではなく効果で手札を墓地に送るという点にあります。
「シャドール」モンスターをはじめとした、効果によって墓地に送られることで効果を発動するモンスターのトリガーとなるため、ディスアドバンテージを軽減しつつ場合によってはアドバンテージを得ることが出来ます。
速効魔法なので奇襲性が高く、相手プレイヤーの手札が少ない状況でサーチを行った直後に発動を行い、任意のカードのハンデスを行いながら手札入れ替えが可能です。また、墓地へ送った後にドローを行う一連の効果処理となっているため、時の任意効果を持つモンスターの効果はタイミングを逃してしまい発動が行えません。
自分の手札から墓地へ送るカードにも注意が必要ですが、相手の時の任意効果を持つ墓地発動の誘発効果の発動を封じることが出来ます。
手札のモンスターを利用する融合召喚や儀式召喚に対してはメタカードとなり、「融合」や儀式魔法にチェーン発動することで、不確定ではありますが高確率で妨害を行うことが出来ます。
速効魔法である点を利用して相手の妨害を行いつつ、自分の手札入れ替えを行うことが出来るカードですが、効果的に使用する場合はコンボ性が高くなってしまうため、扱いの難しいカードであると言えます。
●まとめ
アニメGXにおいてヨハンが使用しています。先行1ターン目に対戦相手であるアモンの「封印されしエクゾディア」による特殊勝利を防ぐために発動されました。また、イラストには一刀両断侍が描かれています。
現在の価格はスーパーレアの物で300円前後、ノーマルの物で100円前後となっています。