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(1):種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。このカードは発動後、宣言した種族・属性を持つ通常モンスター(星4・攻0/守2200)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。
「量子猫 」は2015年9月19日発売のEXTRA PACK 2015で登場しました。
種族と属性を1つずつ宣言して発動を行い、発動後宣言した属性と種族を持つ通常モンスターとして、モンスターゾーンに特殊召喚する効果を持つ永続罠カードです。
登場時のレアリティはレアで、ストラクチャーデッキ-サイバース・リンク-で再録されています。
●効果説明や使い方等
「アポピスの化神」や「メタル・リフレクト・スライム」と同様に、発動後バニラモンスターとなりモンスターゾーンに特殊召喚されます。攻撃力は0ですが、守備力が2200と高く、相手モンスターの攻撃宣言時などに発動を行うことで、壁モンスターとして活躍します。
レベルが4なので各種素材として扱いやすく、発動時に宣言した種族と属性を持つモンスターとなるため、「ナチュル・ビースト」や「氷結界の虎王ドゥローレン」といった縛りのあるモンスターの素材として使用することが可能です。効果自体は「鏡像のスワンプマン」と全く一緒ですが、ステータスが異なっており、一長一短の性能と言えます。
種族と属性を宣言して発動が行える罠モンスターの数が少ないため、罠モンスターを主体とするデッキで採用する場合は併用されることも多く、発動後チューナーモンスターとなる「シェイプシスター」との相性も良好です。また、「苦紋様の土像」を先に展開しておくことで、フリーチェーンで発動が行える単体破壊カードとしても使用することが出来るため、永続罠カードである点を活かしたプレイングが推奨されます。
注意すべき点はモンスターとしても罠カードとしても扱う点にあります。通常のカードに比べて除去手段の数が多く、「サイクロン」や「地割れ」などで容易に破壊されてしまうことから、発動後は速やかに各種素材とて利用してしまいましょう。
現在は罠カードとして扱わない「バージェストマ」カードの登場により罠モンスターとしての優先度が下がりつつありますが、エクストラモンスターゾーンの登場により、トークンや魔法・罠カードを使用してメインモンスターゾーンへの展開を行うデッキも多く、展開が困難なモンスターの素材の補助として活躍するカードとなっています。
●まとめ
カード名にある量子猫とは、量子力学を否定する例として物理学者のシュレーディンガーが提唱した思考実験を指し、シュレーディンガーの猫として有名です。
現在の価格はレアリティ問わず50円前後となっています。