ファントム・オブ・カオスの情報・買取価格等をピックアップ!
星4/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):1ターンに1度、自分の墓地の効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外し、このカードはエンドフェイズまで、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ元々の攻撃力と効果を得る。(2):このカードの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
「ファントム・オブ・カオス」は2007年9月27日発売の遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE 2の攻略本の付属カードで登場しました。
墓地の効果モンスターを対象に除外を行い、エンドフェイズまで除外したモンスターと同名カードとして扱い、元々の攻撃力とそのモンスターの効果を得る起動効果と、自身の戦闘で発生する相手へのダメージが0になる永続効果を持っています。
登場時のレアリティはウルトラレアで、20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEで再録されています。
●効果説明や使い方等
墓地の効果モンスターを対象に除外を行うことで効果と攻撃力をコピーし、同名カードして扱う効果を持っています。効果はエンドフェイズまでなので相手ターンに低い攻撃力をさらす恐れがあり、長期的な維持は大ダメージを与えるきっかけとなってしまいます。
攻撃力の高いモンスターのコピーを行ってフィニッシャーとして運用を行いたいところですが、自身の戦闘によって発生する相手への戦闘ダメージは0となるため戦闘ダメージを与えることが出来ません。
しかし、対象としたモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得るという強力な効果を容易に発動出来るため、展開が困難なモンスターの効果の使用手段として活躍します。
「ゲール・ドグラ」や「轟雷帝・ザボルグ」などのエクストラデッキのカードを墓地へ送るモンスターと組み合わせることで、正規召喚を行うことなく効果の使用を行うことが可能です。
メインデッキからは「おろかな埋葬」や「永遠の淑女 ベアトリーチェ」などの効果によって簡単に墓地へ送ることが出来るため、状況に応じて様々な効果を任意で使用することが出来ます。
対象として除外を行ったモンスターと同名カードとして扱うことから他のカードの効果の発動条件を満たしたり、融合や各種素材としても使用することが出来るため、非常に高い汎用性を持つカードとなっています。
エンドフェイズに攻撃力や効果が戻ってしまうことを考えると、「和睦の使者」や「亜空間物質転送装置」などの防御手段との併用が推奨されますが、「ラーの翼神竜-球体形」などの自身をリリースすることでリクルートを行うカードと組み合わせることで自発的に墓地へ送りながら後続へと繋げることが可能となっています。
●まとめ
アニメGXにおいてマルタンが使用しています。墓地委の「降雷皇ハモン」のコピーを行い、「E・HERO スパークマン」を戦闘破壊しました。
現在の価格はウルトラレアの物で1.000円前後、スーパーパラレルレアの物で400円前後となっています。