魔法カードについて~通常魔法~
遊戯王OCGには大きく分けて「モンスターカード」「魔法カード」「罠カード」が存在しています。
今回はその中の「魔法カード」について特記していきます。魔法カードにはいくつか種類があります。
・通常魔法カード
・装備魔法カード
・フィールド魔法カード
・速攻魔法カード
・儀式魔法カード
・永続魔法カード
その中から通常魔法カードについて紹介していきます。
通常魔法カードについて
通常魔法カードは最もポピュラーな魔法カードです。名前の通り「通常」です。
自分のターン中のメインフェイズ1及び、メインフェイズ2にのみ発動する事ができます。
また、カードを裏側でフィールドにセットしたターンに、そのまま表にして発動する事も出来ます。
フィールドに出す、もしくはセットされた状態から表にして発動。効果の適用後、役目を終えた通常魔法カードは墓地に送られます。
ちなみに通常魔法カードの「スペルスピード1」であり、よって「チェーンブロック」自体は作りますが、他のカードの発動や効果に対して「チェーン」を組む事は出来ません。
これは「速攻魔法カード」以外の魔法カード全てに共通することです。
採用率の高い通常魔法カード
通常魔法カードの中には、汎用性の高いカードが数多くあり、中には制限・禁止カードにかけられてるものもいくつかあります。
2015年8月現在、最もデッキ採用率の高い通常魔法カードで言えば「ハーピィの羽根帚」が挙げられます。
このカードは相手フィールドの魔法、罠カードを全て破壊する効果を持ちます。
相手の魔法、罠ゾーンに3枚のカードがセットされていた場合、この効果が適用されれば、このカード1枚で、相手のカードを3枚破壊できることになります。
このような場合の事を巷では1:3交換と言い、相手とのカードアドバンテージに差をつけやすい優秀なカードなのです。
通常魔法の代表格と言えば「死者蘇生」等もそうじゃないでしょうか?自分か相手の墓地に存在するモンスター1体を特殊召喚できる効果を持ったカードです。
例えば召喚するには、リリースが2体必要になるレベル8のモンスターも自分か相手の墓地にあればこのカードでリリースも必要なしで特殊召喚できるわけです。
このカードの優れた所は、蘇らせたモンスターを攻撃要因にしたり、別モンスター召喚の素材に使ったりと利便性の高いカードであることです。
デッキに1枚しか入れられない制限カードでは、ありますがこのカードも大体のデッキに採用されています。