2017/07/19

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効果モンスター
星１０/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
(1)：自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。(2)：このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×６００アップする。(3)：１ターンに１度、手札からモンスター１体を墓地へ送り、そのモンスターと同じレベルの相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。その表側表示モンスターのコントロールを得る。(4)：１ターンに１度、自分の墓地のモンスター１体を対象として発動できる。このカードのレベルはターン終了時までそのモンスターと同じになる。

「トラゴエディア」はＶジャンプ2008年10月号の付属カードで登場しました。

レベル１０闇属性悪魔族効果モンスターで、自分が戦闘ダメージを受けた時に手札から自身を特殊召喚出来る誘発効果と、手札の枚数によってステータスを変動させる永続効果、手札のモンスター１体を墓地へ送ることでそのモンスターと同じレベルを持つモンスターのコントロール奪取を行う起動効果を持っています。また、自分の墓地のモンスター１体を対象にそのモンスターのレベルをコピーする起動効果も持っています。

登場時のレアリティはウルトラレアで、ブースターSP－トライブ・フォース－やストラクチャーデッキR－真帝王降臨－などで再録されています。

●効果説明や使い方等

「冥府の使者ゴーズ」と並ぶ、汎用性の高い手札誘発効果の代表格とも言えるカードです。戦闘ダメージを受けた時に自身を手札から特殊召喚出来る効果を持っており、自爆特攻などで戦闘ダメージを受けた場合においても特殊召喚を行うことが出来ます。

バトルフェズ中に特殊召喚されるため、相手のターンでは壁モンスターとして、自分のターンでは追撃を行うなど多彩なプレイングを行うことが出来ます。

自身のステータスを手札の枚数×600とすることから2000前後のステータスで特殊召喚されることが多く、高い攻撃力を得るためには多くの手札が必要となりますが、自身のステータスの変動を行う効果はチェーンブロックを作らない永続効果となっていることから、「強欲な瓶」などと組み合わせることでコンバットトリックとしても使用が可能です。

やや限定的ですが相手モンスターのコントロールを永続的に奪う効果も持っており、相手のモンスターと同じレベルを持つモンスターを手札から捨てることで発動を行うことが可能です。

必然的に効果の発動後は弱体化してしまいますが、奪ったモンスターには一切の制約が無く攻撃も行えるため、積極的に発動を行いたいところです。

レベルが１０と高いためそのままではエクシーズ素材やシンクロ素材としては使いにくいですが、墓地のモンスターを対象にレベルのコピーを行うことが出来るため、効果を使用することで状況に応じて素材として使用することも可能です。

非常に汎用性が高く、シンクロ召喚やエクシーズ召喚のサポートとしても優秀なカードですが、「ＳＮｏ.３９希望皇ホープ・ザ・ライトニング」などのダメージステップ終了時まで効果の発動を封じるカードの登場により活躍の場が減りつつあるカードです。

●まとめ

漫画GXにおいて、クル・エルナ村出身の占星術師の男が心に宿していた魔物（カー）として登場しています。当時の神官の手によって石板（ウェジュ）に封印されましたが、Mr.マッケンジーの肉体を使って復活しました。その後「ハネクリボー」と「光と闇の竜」によって完全に封印されています。作中では「ＴｈｅｓｕｐｒｅｍａｃｙＳＵＮ」やアンデット族を主体としたデッキを使用していました。

現在の価格はウルトラレアの物で100円前後、その他のレアリティの物は50円前後となっています。