巨大化の情報・買取価格等をピックアップ!
(1):自分のLPが相手より少ない場合、装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。自分のLPが相手より多い場合、装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力の半分になる。
「巨大化」は2000年7月13日発売のPharaoh’s Servant -ファラオのしもべ-で登場しました。
自分のライフポイントが相手より下回っている場合装備モンスターの攻撃力を倍にし、上回っている場合は装備モンスターの攻撃力は半減する効果を持つ装備魔法カードです。
登場時のレアリティはレアで、STRUCTURE DECK-海馬編-やDUEL TERMINAL -ジェネクスの進撃!!-などで再録されています。登場後すぐに2000年8月15日の制限改定によって制限カードに指定されてしまいますが、2002年1月1日に制限解除されます。その後2007年9月1日に再び制限カードとなりましたが、2011年3月1日の準制限カードへの緩和を経て、2011年9月1日に制限解除されました。
●効果説明や使い方等
ライフポイントによってモンスターの攻撃力が増減してしまいますが、相手よりライフポイントが少ない場合は攻撃力を倍にするという破格の上昇値となります。自分のライフポイントが相手より多い場合は攻撃力が半分となってしまうため、装備後はライフポイントに気を配りながらのプレイングが求められます。
「デビル・フランケン」や「神の宣告」といった大幅なライフコストを必要とするカードと相性が良く、ライフポイントを消費しつつ展開を行うことで装備モンスターの攻撃力を倍に維持することが可能です。特に「デビル・フランケン」の効果で特殊召喚した融合モンスターに装備することで大幅な強化となり、攻撃力4000以上のモンスターに装備することでワンキルを狙うことも出来ます。
注意すべき点は元々の攻撃力を倍にするのではなく、元々の攻撃力を基準に増減する効果であるという点にあります。元々の攻撃力を参照するカードと併用した場合でも、「巨大化」を装備したモンスターの元々の攻撃力は変動していないためプレイングには注意しましょう。
●まとめ
原作の最初のデュエルである「遊戯VS海馬」戦において海馬が使用しています。初の装備魔法カードとして登場しましたが、装備モンスターの攻撃力・守備力を20パーセントアップさせるという効果でした。劇場版光のピラミッドにおいても海馬が使用しており、効果はOCGのものと同じになっています。「青眼の究極竜」に装備を行い、三幻神へ攻撃しました。
現在の価格はレアリティ問わず50円前後となっています。