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自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇帝」と名のついたモンスターは、シンクロモンスターの効果の対象にならない。フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから「機皇帝」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
「機皇城」は2010年8月20日発売のザ・ヴァリュアブル・ブック13の付属カードで登場しました。
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇帝」モンスターはシンクロモンスターの効果の対象にならず、このカードが破壊され墓地へ送られた時に「機皇帝」モンスターをサーチする効果を持つフィールド魔法です。
登場時のレアリティはウルトラレアで、現在再録はされていません。
●効果説明や使い方等
「機皇」テーマ専用のフィールド魔法となっており、発動してしまえば「機皇帝」モンスターがシンクロモンスターの効果の対象にならない耐性を得ることが出来ます。
しかし、「氷結界の龍 トリシューラ」や「月華竜 ブラック・ローズ」といった多くのデッキで採用されている汎用性の高いシンクロモンスターは、対象に取らない効果となっているため多くのシンクロモンスターの効果から「機皇帝」モンスターを守ることは出来ず、あまり大きな活躍は期待できません。
破壊され墓地に送られた時に「機皇帝」モンスターのサーチを行えるため、基本的にはサーチ効果をメインで使用することになります。
自分で破壊した場合でも効果の発動が行えるため「ダブル・サイクロン」などと相性が良く、自発的に破壊を行うことでサーチを行うことが出来ます。
「機皇帝」モンスターは手札誘発効果による特殊召喚を行うことからサーチが非常に重要となるため、「機皇」テーマにおいては必須とも言えるカードとなっています。しかし、フィールド魔法の張り替えにおけるルール変更や「大嵐」の禁止などから自発的に破壊するにはディスアドバンテージとなる場面も多く、使い勝手が悪くなってしまったカードでもあります。
サーチを行うのであれば「ギアギガント X」の効果でも行えるためデッキの構築によっては採用されない場合もありますが、使用する場合は自発的に破壊を行った際のディスアドバンテージを軽減するようなデッキ構築が必要となるカードです。
●まとめ
「機皇」テーマにおける専用サポートカードとなっていましたが、ルール変更によりフィールド魔法の張り替えによる破壊が行われなくなったため需要が低迷しました。現在の価格は100円前後となっています。