強欲な壺の情報・買取価格等をピックアップ!
デッキからカードを2枚ドローする。
「強欲な壺」は1999年5月27日発売のVol.3で登場しました。
デッキから2枚カードをドローする効果を持つ通常魔法カードです。登場時のレアリティはノーマルで、幻の召喚神-PHANTOM GOD-や決闘王の記憶-決闘都市編-などで再録されています。
2000年4月1日に制限カードに指定されてしまい、2006年3月1日に禁止カードとなって以降、現在に至るまで緩和や制限解除は行われていません。
●効果説明や使い方等
OCGの中でも1、2位を争う名実ともに多くの認知度を誇るカードです。
ノーコストでデッキ圧縮と1枚のハンドアドバンテージを得ることの出来るカードで、発動タイミングやデメリットなどが一切ありません。非常にシンプルな効果ながらトップクラスの性能を誇る魔法カードで、禁止カードとなる前は入っていないデッキはないといっても過言ではない必須カードでした。
「神の宣告」などの発動自体を無効にする効果に弱いのはどの魔法カードも共通ですが、特に「精霊の鏡」に弱くこのカードの発動にチェーンして発動されると相手にアドバンテージを与えてしまいます。
一部の状況を除いてアドバンテージの数は変わりませんが、「強欲な壺の精霊」や「壺魔神」と組み合わせることで更なるデッキ圧縮を行うことが出来ます。「壺盗み」というこのカード限定のメタ効果を持つカードも存在しますが、アドバンテージの関係からこのカードを意識した対策としてはやはり「精霊の鏡」が有効です。
現在公式で使用できる大会はノーリミットデュエルのみとなっていますが、開催店舗によっては禁止や制限とされているためほとんど使用する機会が存在しません。
後にこのカードを模したデメリットや制約がついたドローカードの登場を考えると制限復帰や緩和はまずあり得ないため、2006年3月1日以降に始めたプレイヤーなど1度も使用したことのない方も多いカードとなっています。
●まとめ
バトルシティ編において闇遊戯が使用しています。対戦相手である海馬の「オベリスクの巨神兵」の攻撃に対して発動を行い、「オシリスの天空竜」の攻撃力を上げて相打ちに持ち込みました。また、乃亜編以降からアニメGXにおけるまでドローソースとして活躍し、多数のキャラクターが使用しているカードです。
多数の再録によって様々なレアリティが存在しますが、現環境においては緩和や制限解除は絶望的な効果となっているため価格は低めです。現在の価格は100円~200円前後となっています。