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(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、相手よりLPが少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。(2):お互いのプレイヤーは1ターンに1度、自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。●デッキから1枚ドローする。●このカードを破壊する。●相手は1000LP回復する。
「チキンレース」は2015年4月25日発売のクラッシュ・オブ・リベリオンで登場しました。
相手よりライフポイントが少ないプレイヤーが受ける全てのダメージを0にする効果と、1000ライフポイントを支払うことで3つの内いずれか1つの効果を使用できる効果を持つフィールド魔法カードです。
登場時のレアリティはノーマルレアで、ストラクチャーデッキ-ペンデュラム・エボリューション-で再録されています。
●効果説明や使い方等
相手よりライフポイントが少ないプレイヤーが受けるダメージを0にする効果を持っており、戦闘ダメージやバーンダメージなど、全てのダメージを0にすることが出来ます。
相手にライフゲインを行う「成金ゴブリン」や、ライフコストを必要とする「簡易融合」「神の通告」といったカードと相性が良く、相手よりライフポイントが少ない状態であれば相手から受ける全てのダメージを0にすることが可能です。しかし、相手にも適用されてしまうため、使用する場合は自分のライフポイントが相手を上回らないように注意する必要があります。
また、お互いのプレイヤーはメインフェイズに1000のライフコストを支払うことで、1枚のドローや自壊、相手のライフゲインを行うことが出来るため、相手プレイヤーによって簡単に破壊されてしまったり、効果を利用してドローされてしまうことも少なくありません。
特に注目したいのが、ライフコストを必要とする効果の発動にお互いは魔法・罠・モンスター効果の発動が行えない点にあります。優先権を持つターンプレイヤーのメインフェイズでの発動となるため、このカードの発動時やドローフェイズやスタンバイフェイズに除去されなければほぼ確実に発動が行えてしまいます。
同様に、相手メインフェイズにおいてもほぼ確実に効果を使用されてしまうという点に注意しましょう。相手がライフコストを支払えば相手メインフェイズに自壊されてしまうため防御カードとしての確実性はありませんが、このカードを起点に駆け引きが行われ、プレイヤースキルが試されるカードです。
相手が盤面の整っていない状況であれば、破壊せずにドロー効果を使用されたり、ライフゲインによって相手がライフポイントの低いプレイヤーとなり、ダメージカットに利用されてしまうなど使用するプレイヤーによって状況は目まぐるしく変化します。また、フィールド魔法を張り替えることでドロー効果を複数回発動することも出来るため、フル投入を行っても腐りにくいなど、高い汎用性を持ちます。
「メタバース」の効果によって相手ターンに能動的に発動することも出来るようになったため、自分のライフポイントが相手より低い場合に戦闘ダメージやバーンダメージを防ぐ防御手段としても使用することが出来るようになりました。防御手段兼ドローソースとして今後も活躍が期待出来るカードとなっています。
●まとめ
カード名にあるチキンレースとは度胸試しの一種で、チキンは臆病者を意味します。
2台の自動車を使用して同時に崖に向かって発進し、先にプレーキをかけた方を敗者とするレースで、イラストには「鬼タンクT-34」と「ガトリングバギー」がチキンレースを行っている様子が描かれています。
ノーマルレアという手に入りにくいレアリティであったことや、採用率の高さなどから高騰し、一時期は700円前後の価格で取引されていましたが、再録されたこともあって価格は落ち着いています。現在の価格はレアリティ問わず400円前後となっています。