閃光の追放者の情報・買取価格等をピックアップ!
☆3/光属性/天使族/ATK 1600/DEF 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
「閃光の追放者」は2006年2月16日発売に発売された「ENEMY OF JUSTICE(エネミー・オブ・ジャスティス)」で登場した効果モンスターカードです。☆3なので通常召喚できて、表側表示で存在するかぎり永続罠カード「マクロコスモス」と同じ効果を発揮します。つまり破壊やコストで墓地に送られるカードを無差別に除外するという強力な除去効果を持っています。
初登場の「ENEMY OF JUSTICE」ではレアカードとして登場し、その後「EXPERT EDITION Volume.4」で登場したときにはスーパーレアで、「ストラクチャーデッキ-帝王の降臨-」ではノーマルカードになっています。
●効果説明や使い方等
かなり強力な除去効果です。墓地に送られるカードを無差別に除外するので、相手も自分も墓地を肥やすことができず、「死者蘇生」などの墓地から蘇生させるカードを無効化できます。そのため墓地メタ(墓地を利用するカードへの対抗)として使えます。
同じく強力な除去カードである永続罠カード「マクロコスモス」は罠カードなので即座に発動できませんが、「閃光の追放者」はモンスターカードなので即座に効果を発揮します。しかし相手の「落とし穴」や「神の宣告」というような罠カードで破壊されてしまう危険性があり、召喚権を行使してしまうというデメリットがあります。
戦闘能力に関しては、守備力0ということでそもそも守備表示で場に出されることを想定していないモンスターで、攻撃力1600ということを見れば、攻撃して相手モンスターを破壊できないわけではない攻撃力を持ち合わせていると言えます。
細かい処理としては、「閃光の追放者」の効果は永続効果なのでチェーンブロックを作りません。また相手の魔法カード「ライトニング・ボルテックス」で破壊されてしまう場合は、「ライトニング・ボルテックス」のコストを除外して、自分の「閃光の追放者」や他のモンスターは破壊されて墓地に送られます。
それから戦闘で相打ちになった場合も除外されず、相手モンスターと「閃光の追放者」は墓地に送られます。
「相手はデッキの一番上のカード1枚を墓地へ送らなければ、攻撃宣言をする事ができない。」という効果である永続魔法「墓守の使い魔」と併用すると、相手は墓地にカードを遅れないため攻撃宣言できなくなります。
●まとめ
世界大会への切符をかけて行われた2006年の選考会では代表を勝ち取った4人の全員が「閃光の追放者」を3枚デッキに入れていました。当時の環境では墓地から蘇生するカードが流行っていたため墓地メタが有効に働いた結果だと言えるでしょう。
ストラクチャーデッキで確実に手に入るようになったノーマルレアだと50円前後で取引されており、中には10円や1円のものまであります。レアカードで80円前後、スーパーレアで300円前後、そのようにレアリティが上がることで価格も向上しています。