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相手のバトルフェイズ時に発動する事ができる。バトルフェイズ開始時に自分フィールド上にモンスターが2体以上存在し、それらのモンスターが1度のバトルフェイズ中に戦闘によって全て破壊され墓地へ送られた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚に成功した時、属性を1つ宣言し、フィールド上に表側表示で存在する宣言した属性のモンスターを全て破壊する。その後、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は宣言された属性のモンスターを召喚・特殊召喚する事ができない。
「テュアラティン」は2005年6月30日発売のジャンプヒーローズの付属カードで登場しました。
レベル8光属性天使族効果モンスターで、相手のバトルフェイズ時に自分フィールド上にモンスターが2体以上存在し、それらのモンスターがそのバトルフェイズ中に破壊されて墓地へ送られた時に自身を手札から特殊召喚する効果と、自身の特殊召喚成功時に属性を1つ宣言し、宣言した属性を持つモンスターを全て破壊する効果を持っており、効果分類はどちらも誘発効果となっています。
登場時のレアリティはウルトラレアで、DUEL TERMINAL -ヴァイロン降臨!!-で再録されています。
●効果説明や使い方等
強力な属性メタとも言える効果を持っていますが、効果を発動させるためには自身の効果によって特殊召喚を行わなければならず、その条件もかなり重いものとなっています。
まず、相手のバトルフェイズに自分のフィールド上にモンスターが2体以上存在している必要があり、1度のバトルフェイズに戦闘によって全て破壊される必要があるため、単体では自発的に特殊召喚を行うことが出来ません。また、破壊されたモンスターが墓地へ送られる必要があるため「マクロコスモス」などの発動下では特殊召喚が行えません。
相手依存の特殊召喚効果なため、狙って展開するには高いプレイングスキルと専用の構築が必要となってきます。特殊召喚成功時には属性を1つ宣言し、宣言した属性のモンスターを全破壊するという強力なメタ効果を持っています。
破壊を行う効果はお互いのフィールドですが、特殊召喚の際に自分フィールド上のモンスターは相手によって破壊されてしまうためデメリットにならず、自身以外のモンスターの破壊を行うため相手のモンスターを一方的に破壊することが可能です。また、破壊後は宣言した属性を持つモンスターの召喚・特殊召喚を封じるため維持することが出来ればそのままゲームエンドに持ち込むことも出来ます。
属性を統一しているテーマに対しては脅威となるカードですが、メインデッキの属性が統一されていない場合は簡単に突破されてしまうため扱いの難しいカードとなっています。
●まとめ
遊戯王Rの特別編において百野真澄が使用しています。闇属性デッキメタにおける切り札とも言えるカードとなっており、「冥府の使者ゴーズ」と「冥府の使者カイエン」を破壊しました。
現在の価格は50円前後となっています。