黒い旋風の情報・買取価格等をピックアップ!
(1):自分フィールドに「BF」モンスターが召喚された時にこの効果を発動できる。そのモンスターより低い攻撃力を持つ「BF」モンスター1体をデッキから手札に加える。
「黒い旋風」は2009年2月14日発売のRAGING BATTLEで登場しました。
自分フィールド上に「BF」モンスターが召喚された時、そのモンスターより攻撃力の低い「BF」モンスターをサーチする効果を持つ永続魔法カードです。
登場時のレアリティはノーマルで、DUELIST EDITION Volume 3やブースターSP-トライブ・フォース-などで再録されました。
「BF」テーマにおける中核を成すカードだったため、2010年3月1日の制限改定にて準制限カードとされてしまいまいます。その後2010年9月1日に制限カードとなりましたが、2013年9月1日の制限改定にて準制限カードに緩和され、2014年7月1日に制限解除されました。
●効果説明や使い方等
「BF」テーマにおいて必須とも言える、アドバンテージ源となるカードです。「BF」召喚時に召喚された「BF」モンスターの攻撃力以下のモンスターのサーチを行う効果となっていますが、1ターンに1度の制約がありません。そのため「二重召喚」などと併用することで展開を行いながらのサーチが可能となります。
「BF-残夜のクリス」であれば下級「BF」モンスター全てのサーチに対応するため相性が良く、その他にも用途によってサーチ対象を選ぶことが出来ます。
サーチするモンスターは「BF-月影のカルート」であればコンバットトリックを行えるため相手にプレッシャーをかけやすく、「BF-疾風のゲイル」であれば即座にシンクロ召喚に繋げつつ相手モンスターの弱体化を行うことが可能です。また、「BF-星影のノートゥング」とも相性が良く、「BF」モンスターの召喚権を増やすことが出来るため更なるサーチに繋げることが出来ます。
複数枚発動している場合は効果は重複するため腐りにくく、デッキの構築にもよりますがフル投入が望ましいカードです。
注意すべき点は「BF」モンスターが弱体化されてしまうとサーチの幅が大幅に狭まってしまう点にあります。
「BF」モンスターの召喚やこのカードの効果の発動に対して「収縮」や「墓地墓地のうらみ」などによって弱体化された場合腐ってしまう場合もあり、想定したプレイングを行えなくなってしまいます。また、このカードの発動に対して召喚されたモンスターが「月の書」などで裏側守備表示となった場合も攻撃力の判別が行えないためサーチが出来ません。
非常に強力な効果を持つカードですが、弱点が多数存在するためこのカード以外の展開も行えるデッキ構築が推奨されます。
●まとめ
登場時のレアリティもノーマルだったため手に入りやすく、制限改定による制限カードの指定や再録も行われたため価格は低めです。現在の価格はレアの物で350円前後、そのほかのレアリティの物は50円前後となっています。