イビリチュア・テトラオーグルの情報・買取価格等をピックアップ!
儀式・効果モンスター。「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。1ターンに1度、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。相手は手札を1枚捨ててこの効果を無効にできる。捨てなかった場合、お互いのプレイヤーは宣言された種類のカード1枚をデッキから墓地へ送る。
このカードの効果は、このカードのコントローラーが選んだモンスター・魔法・罠のうちの1種類をお互いのプレイヤーが自身のデッキから1枚墓地に送ること、もくしは相手が手札を1枚捨てること、その2つの効果のうちのいずれかを相手プレイヤーが選ぶというものになります。このカードについている「イビリチュア」という名前は「リチュア」として扱うことができます。
このカード『イビリチュア・テトラオーグル』は2010年12月1日から稼動した『DUEL TERMINAL -オメガの裁き!!- 』で初登場し、レアリティはウルトラレア、もしくはシークレットレアでした。それから2013年2月26日の『DUEL TERMINAL -クロニクルIV対極の章-』で再登場して、そのときもレアリティはウルトラレアとシークレットレアでした。
●効果説明や使い方等
1ターンに1度使用できるこのカードの効果は、魔法カードの発動と効果を無効することか相手の手札1枚を捨てることかそのいずれかを相手が選択するカウンター罠である『マジック・ドレイン』と似ていて、相手が2つの効果のうちいずれかを選択します。そのため相手の状況判断によって効果が一定していません。このカードの効果を有効に使うのであれば、どちらに転んでもメリットがあるようにデッキを構成することが大切です。
モンスター・魔法・罠のいずれか1種類をデッキから1枚墓地に送る効果は墓地肥やしとして大変優秀なものとなります。
モンスターをデッキから墓地に送る場合は、『グローアップ・バルブ』や『ゾンビキャリア』など自己再生するモンスターを墓地に落とすことがメリットとなります。それらはいずれもチューナーなので、自己再生から即座にシンクロ召喚を狙えます。しかしながら、相手も同様にデッキから墓地にカードを送ることに注意しなければなりません。同様な優秀な墓地肥やしで、相手も自己再生できるカードや、墓地に送られることでトークンを特殊召喚できる『ダンディライオン』でトークンを壁として展開してくるかもしれません。
魔法をデッキに送る場合は、リチュアの儀式魔法カードである『リチュアの儀水鏡』を墓地に落とすことがメリットとなり、そのカードの効果によって自分の墓地のリチュアの儀式モンスター1体を手札に戻すこと(サルベージ)ができます。
相手の手札1枚を墓地に送る効果の場合は、それ自体強力なメリットだと言えなくもありませんが、相手の不要なカードや捨てたほうが有利なカードなどの存在から安易に選択されてしまい、墓地肥やしのメリットを使用できなくなることもあります。
効果によるメリットは相手によるので安定させることは難しいかもしれませんが、攻撃力に注目してみれば2600という数値は大変優秀です。上級の効果モンスターでも「帝」シリーズのように攻撃力2400が多く、さらに最上級の効果モンスターでも2500が多いので、それらモンスターより強い攻撃力2600という数値は魅力的と言えます。
また儀式モンスターであるため、デッキからサーチする方法は豊富で、召喚(もしくは反転召喚)したときにデッキから儀式モンスター(もしくは儀式魔法カード)をサーチできる『マンジュ・ゴッド』だったり、「リチュア」ということで手札から『ヴィジョン・リチュア』を捨てることでもサーチすることができます。
●まとめ
名称は「邪悪」を意味する「Evil(イービル)」と、「儀式」を意味する「Ritual(リチュアル)」の組み合わせだと思われます。共通点としてどちらも「L」が省かれています。「イビリチュア」以下の「テトラオーグル」というのは、まず「テトラ」というのは『ヴォイロン・テトラ』から来ており、「オーグル」というのは「オーガ(Ogre)」のフランス語読みとなります。
最安値で60円というものもありますが入手するには130円前後だと思われます。そしてその値段はウルトラレアの中でも安いものであり、レアリティがウルトラレアやシークレットレアしかないので状態の良いものだと600円を超えた値段がついています。”