鳳翼の爆風の情報・買取価格等をピックアップ!
手札を1枚捨て、相手フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択した相手のカードを持ち主のデッキの一番上に戻す。
「鳳翼の爆風」は2004年11月25日発売のFLAMING ETERNITYで登場しました。
手札1枚をコストとして墓地へ捨てて、相手フィールド上のカード1枚を対象にデッキの1番上へバウンスする効果をもつ通常罠カードです。
登場時のレアリティはレアで、DUEL TERMINAL -トリシューラの鼓動!!-やストラクチャーデッキ-炎王の急襲-にてノーマルで再録されています。
●効果説明や使い方等
バウンスするカードは、相手フィールドであればモンスター・魔法・罠問わず発動出来るため高い汎用性を持つカードです。
その効果から「サンダー・ブレイク」と比較されることが多いカードで、大きな違いはお互いのカードを対象に破壊行う効果に対して、「鳳翼の爆風」は相手フィールドのカードを対象にバウンスを行う効果となっています。
罠カードなため速効性に欠けるもののフリーチェーンで発動できることから使い勝手の良いカードと言えます。2対1の消費なので実質的にはディスアドバンテージとなりますが、ドローロックをかけるので状況に応じて損失なくアドバンテージへ繋げることも可能です。
墓地に送られた時に効果を発動するカードを捨てることでディスアドバンテージの軽減を行い、結果として損失なく発動出来るため大会などのサイドデッキへの採用率も比較的高いカードとなっています。しかし、やみくもに発動しては大きな損失となってしまうため発動時の見極めが重要となります。
特にモンスターをバウンスする際はサクリファイスエスケープに注意する必要があるため、高いプレイングが求められるカードです。
エンドサイクの様な使い方をすることも可能で、採用率の高い「神の宣告」や「神の通告」といったカウンター罠カードや「ツイン・ツイスター」などの速攻魔法をセットしたターンのみ無力化しつつドローロックをかけることが可能となります。
また、シンクロモンスターやエクシーズモンスターに対しても発動可能で、その場合はデッキトップではなくエクストラデッキに戻るためドローロックをかけることは出来ませんが活躍の場面が多く存在する優秀なカードと言えます。
●まとめ
それなりに再録はあったものの、比較的手に入りにくかったため価格はやや高めです。
レアリティが低いにも関わらず需要が高いために大きな価格の変動もなく一定の価格で安定しています。現在レアの物で250円前後、ノーマルの物で200円前後となっています。