劇場版遊戯王登場カード「カイザー・ブラッド・ヴォルス」をピックアップ!
絶賛公開中の劇場版遊戯王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS、今回は映画公開同日に発売されたムービーパック収録カードの「カイザー・ブラッド・ヴォルス」を紹介します。
「ブラッド・ヴォルス」と言えば元々、海馬の主力カードとして登場していたカードです。劇場版ではリメイクされた「カイザー・ブラッド・ヴォルス」として登場です。
まずこのカードの特徴として攻撃力、守備力、属性、種族こそ「ブラッド・ヴォルス」とほぼ違いはありませんが、効果がある点と、レベル4から5への変更となっています。☆5の上級モンスターになったことで、召喚が難しくなったと一見思うかもしれませんが、このカードの効果を使えば、簡単に特殊召喚が可能になります。
カイザー・ブラッド・ヴォルスの効果
「カイザー・ブラッド・ヴォルス」の効果は三つあります。まず、①の効果は特殊召喚についての効果です。自分のフィールドにモンスターがいなければ、特殊召喚が可能というものです。手札特殊召喚系の効果ですが、フィールドにモンスターがいないことが条件ですので、特殊召喚としてのハードルはかなり低いと言えるでしょう。
②の効果は、このモンスターが敵モンスターを戦闘で破壊した場合、このカードの攻撃力を500アップするというものです。一度戦闘に勝つことができれば、攻撃力は2400と上級モンスターとしては標準的な攻撃力を手にすることができます。
最後の③の効果は戦闘破壊された際に、このモンスターを破壊したモンスターの攻撃力を500ダウンさせるものです。こちらの効果はいざとなった時の自爆特攻に使うことができます。そうすることによって、別のモンスターで破壊できるようにすれば、このモンスター1体のみの被害で相手モンスターを破壊することが可能です。
まとめ
「ブラッド・ヴォルス」の強化モンスターとしては、申し分のない効果であると言えるでしょう。召喚についても、実質リリースなしで召喚できるタイミングは多い事でしょうから、早いターンに手札に来れば、効果を発揮させるチャンスは多くなるでしょう。
また、各種の炎舞カード1枚と組み合わせることによって、「魔のデッキ破壊ウィルス」の発動条件を満たせるなど、活用方法は非常に多くあります。使い勝手は決して悪くはないカードですし、使用方法はデッキごとに変ります。また、臨機応変に対応できる効果でもあるので、活躍の場は多い事でしょう。
劇場版では、当然、海馬の使うモンスターとして登場、誰との対戦で登場するのかは劇場版でチェックしましょう。