BOSHのカード裁定ルールまとめ②
10月17日に最新弾となるブレイカーズ・オブ・シャドウが発売になりました。
数多く注目カードが収録されていますが今回もその中からいくつかカード裁定についてご紹介します。
「オッドアイズ・アドベント」の効果により『相手フィールドにモンスターが2体以上存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分のエクストラデッキの「オッドアイズ」モンスターもリリースの代わりに墓地へ送る事ができる』処理を適用し、「オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン」を儀式召喚する際、エクストラデッキに裏側表示で存在している「オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン」や「オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン」をリリースの代わりに墓地へ送る事は可能ですか?
可能です。
自分の手札にある「調律の魔術師」の『①:このカードが手札・墓地に存在し、自分のPゾーンに「魔術師」カードが2枚存在する場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される』モンスター効果の発動を宣言した際、相手がそれにチェーンする形で「マインドクラッシュ」を発動し、その効果により、「調律の魔術師」が手札から墓地へ送られた場合、効果処理はどうなりますか?
手札にある「調律の魔術師」の効果を発動した際、効果処理時に、その「調律の魔術師」が手札に存在しなくなっている場合には、特殊召喚する処理は適用されなくなります。
自分のペンデュラムゾーンに「ダイナミスト・レックス」1枚だけが存在してる時、相手が「ペンデュラム・ストーム」を発動しました。
その発動にチェーンする形で、自分フィールドの「サイクロン」を発動させ、自分のペンデュラムゾーンの「ダイナミスト・レックス」を破壊した場合、「ペンデュラム・ストーム」の効果処理はどうなりますか?
その状況の場合、チェーン発動した「サイクロン」の効果によりペンデュラムゾーンの「ダイナミスト・レックス」が破壊された事により、「ペンデュラム・ストーム」のお互いのPゾーンのカードを全て破壊する処理の際、お互いのペンデュラムゾーンにカードが存在していないので、ペンデュラムゾーンのカードを1枚も破壊する事ができなかったということになります。
更にその場合、『その後、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる』という処理を適用する事は不可能です。
自分の「ダイナミスト・レックス」の『①:このカードが攻撃を行ったダメージステップ終了時、このカード以外の自分フィールドの「ダイナミスト」モンスター1体をリリースし、以下の効果から1つを選択して発動できる』モンスター効果を発動した際に、『●相手の手札・フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す(手札から選ぶ場合はランダムに選ぶ)。その後、このカードの攻撃力は100アップする』効果を選択しました。
その際に、持ち主のデッキに戻すカードとして、相手のモンスターゾーンに存在するモンスタートークンを選ぶ事は可能ですか?
「ダイナミスト・レックス」のモンスター効果によって、持ち主のデッキに戻すカードとして、相手のモンスターゾーンに存在するモンスタートークンを選ぶ事は可能です。
但しモンスタートークンはカードではないのでフィールドから離れた際に消滅する形になり、持ち主のデッキに戻りませんので、『その後、このカードの攻撃力は100アップする』処理は適用されません。