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通常魔法(制限カード)
(1):手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。

「手札抹殺」は2000年11月23日発売のEX-Rで登場しました。

手札があるプレイヤーは全て手札を捨て、その後、それぞれ自分が捨てた枚数分のドローを行う効果持つ通常魔法カードです。

登場時のレアリティはシークレットレアで、ストラクチャーデッキ-ドラグニティ・ドライブ-やストラクチャーデッキR-巨神竜復活-などで再録されています。強力なデッキ破壊能力を持つカードなので2002年5月1日に制限カードに指定されました。

●効果説明や使い方等

お互いのプレイヤーの手札を全て捨て、新たに捨てた枚数と同じ枚数をデッキからドローすることが出来ます。自分の手札の入れ替えを行いつつ、相手のデッキ破壊効果を兼ねたカードとなっていますが、単純にこのカードを発動した分ディスアドバンテージとなってしまうため、捨てるカードでアドバンテージを補う必要があります。

「暗黒界」テーマと非常に相性が良く、コストとして手札を捨てずにカードの効果で捨てるため、カードの効果で捨てられた場合という効果の発動条件を満たすことが出来ます。同様に「魔轟神」テーマにおいても効果の発動トリガーとなるため、複数枚のモンスターを捨てることでアドバンテージを得られます。

逆に「シャドール」モンスターなどの効果で墓地へ送られた場合に効果を発動するモンスターとは相性が悪いため注意しましょう。通常魔法カードなので即時性があり、一気に5枚前後の墓地肥やしを行うことが出来る強力なカードですが、相手に墓地アドバンテージを与えてしまう恐れもあるため、発動には注意が必要です。

ピーピングを行った上での発動が確実ですが、カード消費が多くなってしまい、基本的には相手へのアドバンテージを度外視したプレイングがメインとなります。デッキ破壊やドローの加速によるコンボパーツのドロー手段として有効なカードとなっており、様々なデッキで活躍が期待出来るカードとなっています。

●まとめ

バトルシティ編において闇遊戯が使用しています。パンドラ戦や海馬戦などで活躍し、主にハンデスや蘇生モンスターの墓地送り手段として使用されました。アニメGXにおいては犬飼が使用しており、アニメ5D’sでは巨体男が、漫画GXでは三沢などがそれぞれ使用しています。

現在の価格はシークレットレアの物で500円前後、ノーマルの物で50円前後となっています。

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