怒れる類人猿の情報・買取価格等をピックアップ!
星4/地属性/獣族/攻2000/守1000
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。このカードのコントローラーは、このカードが攻撃可能な状態であれば必ず攻撃しなければならない。
「怒れる類人猿」は2003年4月24日発売の混沌を制す者で登場しました。
レベル4地属性獣族効果モンスターで、自身が表側守備表示でフィールド上に存在する場合自壊する永続効果と、攻撃可能な状態であれば攻撃を行わなければいけないルール効果を持っています。
登場時のレアリティはノーマルで、EXPERT EDITION Volume.2や2006年5月の公認大会賞品などで再録されていますが、現在絶版となっています。
●効果説明や使い方等
攻撃力2000という下級アタッカーの中でもトップクラスの攻撃力を持つ獣族モンスターですが、表側守備表示となった場合自壊してしまうデメリットを持っています。
自壊効果以外にも攻撃可能な場合は攻撃を行わなければならず、やや扱いづらさの目立つカードとなっており、一般的なデッキにおいては後に登場した同じ攻撃力を持つ「ジェネティック・ワーウルフ」や「アレキサンドライドラゴン」といったカードの採用が推奨されます。
獣族モンスター主体のデッキにおいて「エアーズロック・サンライズ」などのサポートカードとの併用を行うことで採用が検討されますが、現環境においては力不足感は否めず、ファンデッキ向けのカードと言えます。
「森の番人グリーン・バブーン」とは相性が良く、守備表示にして自壊させることで特殊召喚効果の発動トリガーとして使用することが可能です。
登場時はデメリットの軽いアタッカーとして活躍していましたが、後に優秀なアタッカーが数多く登場したこともあり、現在ではデメリットを活かしたプレイングが要求されるカードとなっています。
●まとめ
アニメオリジナルKCグランプリ編でデュエルコンピューターが使用しています。闇遊戯戦において登場しており、先行1ターン目に召喚され「人造人間-サイコ・ショッカー」のアドバンス召喚の際にリリース素材として使用されました。
アニメGXにおいてもSALが使用しています。また、夏のGO!GO!カーニバル!!においては配布されるスリーブのイラストに描かれていなかったにも関わらず公式サイトやポスターなどに登場しており、根強い人気のあるカードであることが分かります。
現在の価格はノーマルとレアの物が50円前後となっています。