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通常魔法
自分の手札が3枚以上の場合に発動できる。自分のデッキからカードを1枚ドローし、このターンのエンドフェイズ時に自分の手札を全て捨てる。

「無の煉獄」は2010年2月20日発売のTHE SHINING DARKNESSで登場しました。

自分の手札が3枚以上の場合に発動が可能で、デッキから1枚ドローを行い、エンドフェイズ時に手札をすべて捨てる効果を持つ通常魔法カードです。

登場時のレアリティはレアで、DUELIST EDITION Volume 4で再録されています。

●効果説明や使い方等

自分の手札が3枚以上の場合という発動条件が存在しますが、ノーコストでデッキから1枚のドローを行うことが出来ます。直接的なアドバンテージとはならず、手札入れ替えとデッキ圧縮を行うカードとなっていますが、発動したエンドフェイズに手札を全て捨てるという重いデメリットが存在します。

手札を0枚にしてプレイングを行う「インフェルニティ」テーマにおいては有効なサポートカードとなっており、手札が0枚に出来ない場合などでデッキ圧縮と墓地アドバンテージの獲得を行いながら調整を行えます。

発動後のカードの使用についての制約が一切ないことから、モンスターの召喚や特殊召喚を行いつつ魔法・罠カードのセットを行うなど、プレイングでデメリットを回避することも可能です。「煉獄の消華」によるサーチにも対応しており、墓地アドバンテージを重要視する「インフェルノイド」テーマにおいても相性の良いカードとなっています。

1ターンに1度の発動回数の制限が無く、デメリットが共有できるため1ターンの間に複数枚の発動が望ましいカードとなっており、採用する場合はドローソースとの併用を行いつつフル投入が推奨されます。

クセのあるカードなので一般的なデッキにおいてのドローソースとしては使いにくいカードですが、プレイングによってデメリットの回避を行うことも出来るなど、上級者向けのカードとなっています。

●まとめ

イラストには「インフェルニティ・リベンジャー」と「インフェルニティ・フォース」を含む4枚のカードが捨てられている様子が描かれており、エンドフェイズ時に手札を全て捨てる効果を表していることが分かります。

英語版ではウルトラレアに格上げされており、カード名は虚無の中へという意味のINTO THE VOIDとなっています。

レアリティが低いにも関わらず再録が少ないこともあり、やや高めの価格で取引されている人気のカードです。現在の価格はレアリティ問わず200円前後となっています。

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