月の書の情報・買取価格等をピックアップ!
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。
「月の書」は2002年3月21日発売のPharaonic Guardian -王家の守護者-で登場しました。
フィールド上の表側表示モンスター1体を対象に裏側守備表示にする効果を持つ速攻魔法カードです。
登場時のレアリティはノーマルで、THE RARITY COLLECTIONやSTARTER DECK(2017)などで再録されています。2005年9月1日に制限カードに指定されて以降、準制限カードへの緩和や再度制限カードへの制限強化を経て、2016年4月1日以降は制限解除されています。
●効果説明や使い方等
汎用魔法カードを代表するカードの1枚で、フィールド上の表側表示のモンスター1体を対象に裏側守備表示にすることが出来ます。
召喚された相手モンスターの攻撃時に発動を行って防御手段として活用したり、効果対象となった自分の表側表示モンスターを守ることが可能です。特に「エフェクト・ヴェーラー」などの汎用カードは表側表示のカードしか対象とすることが出来ないため、効果の発動時にチェーン発動することで、効果の無効化を回避することが出来ます。
召喚・特殊召喚成功時に発動する誘発効果に対して効果の無効化が行われた場合にも有効なカードとなっており、チェーン1に誘発効果、チェーン2にこのカードの発動を行うことで、「スキルドレイン」の適用化においても裏側となった状態で誘発効果の発動を行うことが可能です。
また、起動効果を持つモンスターの召喚・特殊召喚成功時に発動することでそのターンの効果の発動を封じられるだけでなく、シンクロ素材やリンク素材としての使用も封じることが出来ます。
リバースモンスターとも相性が良く、通常召喚したモンスターを相手ターンに裏側表示とすることで、リバース効果の発動条件を整えることが可能です。
近年では対象を取らない「皆既日蝕の書」や「闇の護封剣」といったカードの採用率が高まっているため優先度は低くなっていますが、妨害手段や防御手段として非常に幅広い範囲で活躍するカードとなっています。
●まとめ
アニメGXで橘一角が使用しています。実際にデュエル中に使用されていませんが、十代戦において「一撃必殺!居合いドロー」の効果によってデッキから墓地へ送られました。その他にも同作品中においてオージーンが使用しています。
現在の価格はシークレットレアの物で1,600円前後、その他のレアリティの物は50円~100円前後となっています。