洗脳-ブレインコントロールの情報・買取価格等をピックアップ
(1):800LPを払い、相手フィールドの通常召喚可能な表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
「洗脳-ブレインコントロール」は2005年2月24日発売のTHE LOST MILLENNIUMで登場しました。
800ライフポイントを支払い、相手フィールド上の通常召喚可能な表側表示モンスター1体のコントロール奪取をエンドフェイズまで行う効果を持つ通常魔法カードです。
登場時のレアリティにはスーパーレアとアルティメットレアが存在し、DUEL TERMINAL -疾風のドラグニティ!!-や決闘王の記憶-決闘者の王国編-などで再録されています。
以前は特殊召喚されたモンスターのコントロールも奪取することが出来る効果となっており、2007年9月1日に制限カードに指定され、2010年9月1日に禁止カードとなっていました。2017年1月1日の制限改定にて制限カードへの緩和に伴いエラッタされ、大幅な制限が加えられています。
●効果説明や使い方等
以前は強力なコントロール奪取手段として使用されており、汎用魔法カードの代表格とも言えるカードでしたが、制限復帰に伴い大幅なエラッタが行われました。
発動時にライフコストを必要とする点や発動タイミング、対象とするモンスターの表示形式などに変更はありませんが、エラッタ後は相手フィールド上の通常召喚可能なモンスターにのみ対象として発動が行えるようになっています。
このエラッタにより融合・シンクロ・エクシーズモンスターや儀式モンスター、トークンや通常召喚が行えない特殊召喚モンスターに対しての発動が行えなくなったため、対象として発動できるモンスターに制限が加えられた形となっています。
コントロール奪取したモンスターはエンドフェイズにコントロールが元に戻ってしまうため、シンクロ・エクシーズ素材やリリース要因として使用することで相手モンスターを除去しつつ後続の展開に繋げることが出来ます。
攻撃に関する制限もないため奪ったモンスターで戦闘を行うことも可能となっており、戦闘を行ったメインフェイズ2などに素材などとして利用することでより効果的に使用することが可能です。
シンクロ・エクシーズモンスターの展開が主流となっている現環境においては以前のような大きな活躍は期待できませんが、制限復帰後は汎用性の高いコントロール奪取カードとして多くのデッキでの採用が予想されます。
奪ったモンスターをリリース出来る点や攻撃できる点で「精神操作」よりは汎用性の高いカードとなっていますが、表示形式や特殊召喚されたモンスターであってもコントロールを奪うことが出来る点においては劣ってしまい、一長一短の性能であるカードとなっています。
●まとめ
遊戯王DMにおいて闇遊戯が使用しています。その他にもエスパー絽場が使用しており、遊戯王Rにおいてはデシューツ・ルーも使用しています。
現在の価格はアルティメットレアの物で800円前後、スーパーレアの物で200円前後となっており、その他のレアリティの物は50円前後となっています。