生者の書−禁断の呪術−の情報・買取価格等をピックアップ!
自分の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚し、相手の墓地に存在するモンスター1体を選択してゲームから除外する。
「生者の書-禁断の呪術-」は2002年3月21日発売のPharaonic Guardian -王家の守護者-で登場しました。
墓地のアンデット族モンスターの蘇生を行い、相手の墓地のモンスター1体を除外する効果を持つ通常魔法カードです。
登場時のレアリティはスーパーレアで、DUELIST LEGACY Volume.5やストラクチャーデッキ-アンデットワールド-で再録されています。
●効果説明や使い方等
アンデット族専用の蘇生カードとなっており、効果の無効化などのデメリットも一切なく完全蘇生することが出来ます。
相手の墓地のモンスターを除外する効果も持っているため、「黄泉ガエル」や「スターダスト・ドラゴン」といった自己蘇生効果を持つモンスターを除したり、墓地コストとなり得るモンスターを予め除外しておくなど、同じ蘇生効果を持つ「死者蘇生」には無いアドバンテージに繋がる効果を持っています。
アンデット族には「ゾンビ・マスター」や「馬頭鬼」といった蘇生効果を持つモンスターが多数存在しますが、ノーコストでの蘇生と通常魔法における速効性を併せ持つカードとなっているためデッキのバランスに注意しながら積極的に採用したいカードです。
「アンデット・ワールド」と特に相性が良く、自身のみならず相手のフィールド・墓地のモンスターをアンデット族にしてしまうため「生者の書-禁断の呪術-」による蘇生範囲が大幅に広がります。使用する場合は、墓地除外効果がデメリットとなってしまう場合があることに注意しなくてはなりません。
蘇生効果と除外効果は一連の効果処理ではなく同時に処理する効果となっているため、蘇生と除外の条件がどちらも揃っている場合でなくては発動することが出来ません。そのためペンデュラム主体のテーマにおいては墓地にモンスターが送られにくいことから発動が困難になる恐れがあります。
また、墓地にモンスターが存在する場合でも除外が行えない状況においても発動が出来ません。同時に処理する効果となっていることから「激流葬」などのタイミングを逃さず発動されてしまう点にも注意が必要です。
●まとめ
アニメGXにおいてカミュ―ラが使用しています。「ヴァンパイア・ロード」の蘇生と「古代の機械獣」を除外し、「ヴァンパイアジェネシス」へと繋げました。
価格は比較的安定しており、現在の価格はスーパーレアの物で300円前後、ノーマルの物で100円前後となっています。