儀式召喚について
遊戯王OCGの世界には、通常召喚、アドバンス召喚だけではなく様々な召喚方法があります。
そんな中から今回は儀式召喚について解説します。
まず最初に儀式召喚は初代遊戯王時代からある古い召喚方法ですが今でも活躍するデッキのある面白い召喚方法でもあります。
召喚方法
まず儀式召喚の手順は儀式モンスター、儀式魔法、儀式に必要なレベル分のモンスターの3つで行われます。
儀式モンスターは融合、シンクロ、エクシーズモンスターとは異なりエクストラデッキではなくメインデッキに入ります。
まず儀式モンスター及び儀式魔法が手札に揃ってる状態で儀式魔法を発動し儀式魔法に記載されている条件の通りにモンスターを自分の手札、からリリースし儀式モンスターを儀式召喚します。
この時リリースするモンスターは表示形式は攻撃表示、守備表示、裏側守備表示どれでも問題ありません。そして儀式モンスターの表示形式は守備表示で出しても攻撃表示で出しても問題ありません。
儀式魔法について
儀式魔法は儀式モンスターを召喚するための魔法カードです。
主に儀式モンスターのレベル以上のモンスターをリリースするカードと儀式モンスターと同じレベルの分モンスターをリリースするカードが有ります。
またライフを払って儀式召喚するなどリリース以外の方法での儀式魔法もあります。
この時リリースするモンスターはコストではなく効果解決時に効果でリリースされるので効果解決時にリリースするために選択したモンスターが手札、場にない場合は不発となります。またカードの効果を受けないなどの効果を持ったモンスターは儀式召喚のリリースとしては使えません。
そして当然のことですが儀式魔法の発動を無効にされた場合などは儀式召喚もできません。しかし儀式魔法を無効にされている場合素材は効果解決時にリリースされるのでこの場合素材は墓地へは行きません。
さらに効果解決時のリリースなので生贄封じの仮面や墓地へ送れない状況の場合などは儀式召喚は行えません。
儀式召喚の注意点
まず儀式召喚はシンクロ、エクシーズ、ペンデュラム召喚と違いルールによる特殊召喚ではないのでチェーンブロックを作ります。
このため儀式魔法の発動自体を止めることのできない「ライオウ」などでは儀式召喚を無効にすることはできません。
儀式召喚を無効にするためにはそもそも儀式魔法の発動自体を無効にしなければなりません。このタイミングを逃した場合儀式モンスターが特殊召喚された場合でも「神の警告」などを使っても特殊召喚は無効にできません。
このため昇天の黒角笛など特殊召喚のみを無効にする効果では儀式召喚は無効にできません。しかし特殊召喚が最後の処理だった場合は「奈落の落とし穴」、「激流葬」などは発動できます。