手違いの情報・買取価格等をピックアップ!
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
「手違い」は2013年7月20日発売のSHADOW SPECTERSで登場しました。お互いにドロー以外のサーチを封じる効果を持つ永続罠カードです。
登場時のレアリティはレアで、現在再録はされていません。
●効果説明や使い方等
お互いにサーチを封じてしまうため、デッキ構築の際にはサーチを行わないドロー頼みのデッキにしておく必要があります。永続罠カードなので効果解決時にフィールドから離れている場合は効果が適用されないことから、「サイクロン」や「ツイン・ツイスター」といったフリーチェーン除去に弱く、破壊された場合相手のサーチを許してしまいます。
召喚権を使いますが、特殊召喚を無効にする効果も持つ「ライオウ」の方が使い勝手が良く採用頻度も勝っていることから活躍の場はやや少ないと言えますが、メタビートを主体としたデッキにおいては併せて使用することでより強固なロックをかけることが可能です。
フリーチェーンで発動できるため奇襲性に優れ、モンスター効果・魔法・罠によるサーチを行う場合はほとんどの場合チェーンブロックを作るため、チェーン発動することでサーチ効果を不発にすることも出来ます。
しかし、奇襲をかけるという点であれば「リビングデッドの呼び声」により「ライオウ」を蘇生することでも同じ効果が得られるため、「ライオウ」や「リビングデッドの呼び声」を採用する枠がないデッキや、サーチロックを確実に行いたいデッキなどでの採用が基本となります。
ドローは行えることから「強欲で貪欲な壺」などに対しては無力です。相手のデッキテーマを伺ってからの採用が望ましく、デッキテーマによっては腐ってしまうためサイドデッキへの採用が推奨されます。
●まとめ
「クリッター」が「魔界発冥界行きバス」に乗り込もうとしているイラストとなっており、その奥には「魔界発現世行きバス」が発車している様子がうかがえます。
これは2013年3月1日の制限改定において「魔界発現世行きデスガイド」の登場により「クリッター」が禁止カードに指定されたことを表したイラストであると考えられ、本来現世行のバスに乗り込もうとしていたところ「手違い」により冥界(禁止)行きのバスに乗ってしまったというパロディ要素を含むイラストとなっています。
環境上位テーマにおけるメタカードとして注目を浴び、一時期は値上がりが見られましたが徐々に値下がりが続いています。現在の価格は100円~200円前後となっています。