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星2/光属性/悪魔族/攻1000/守800
このカードが手札から墓地へ捨てられた時、自分の墓地からこのカード以外のレベル4以下の「魔轟神」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
「魔轟神クルス」は2009年4月14日より稼働を開始したDUEL TERMINAL -混沌の覇者!!-にて登場しました。
レベル2光属性悪魔族効果モンスターで、手札から捨てられた時に墓地のレベル4以下の「魔轟神」カードを1体特殊召喚する誘発効果を持っています。
登場時のレアリティはレアで、同レアリティにてDUEL TERMINAL -クロニクルII混沌の章-に再録されました。
●効果説明や使い方等
手札から捨てられた時という限定的な条件ではありますが、墓地のレベル4以下の「魔轟神」モンスターを特殊召喚出来る効果は非常に優秀と言えます。「魔轟神クシャノ」と非常に相性が良く、「魔轟神クシャノ」のコストで捨てられることで蘇生の発動条件を満たすことが出来ます。
また「死者転生」とも相性が良く、蘇生とサルベージを同時に行うことが可能です。ディスアドバンテージを軽減して実質ノーコストで効果を発動することが出来てしまいます。
「手札抹殺」も捨てる効果なので効果の発動を行うことが出来ますが、似た効果を持つ「手札断殺」は墓地へ送る効果なので効果が発動しない点に注意しましょう。
蘇生対象は「魔轟神」と名の付いたレベル4以下のモンスターなので、蘇生制限を満たした「魔轟神獣ユニコール」や「魔轟神獣クダベ」といった下級シンクロモンスターの蘇生も可能です。注意する点は自身の蘇生が出来ない点にあります。
そのためデッキ構築の際に複数枚採用することが望ましく、少ない枚数で「魔轟神クルス」の効果を使いまわす場合は蘇生ギミックも組み込んでおく必要があります。
また、効果が強制効果なため効果の発動タイミングは逃しませんが、相手が発動した「増殖するG」などの適用下においても強制的に特殊召喚されてしまうことから効果の発動タイミングの見極めが非常に重要となってきます。
●まとめ
幼い子供のイラストですが、髪が長く女性であることが伺えます。そのことからエトルリア神話に登場する女性悪魔「クルス」がモチーフになっていると考えられます。
「魔轟神」テーマにおいて展開をサポートする優秀な効果を持っており、一時期は2.000円前後まで高騰しました。また一部のコアな層に人気があったことも要因として挙げられます。
その後数々の汎用カードの禁止や制限により「魔轟神」テーマの弱体化が行われたことから需要は徐々に低迷しました。しかし、再録が少ないこともあって現在では500円前後となっています。