2017/10/21

魔封じの芳香の情報・買取価格等をピックアップ！

永続罠
(1)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。

「魔封じの芳香」は2000年12月7日発売の遊戯王デュエルモンスターズ４最強決闘者戦記の付属カードで登場しました。

お互いに魔法カードの発動の際にセットが必要となり、セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動が行えない効果を持つ永続罠カードです。

登場時のレアリティはウルトラレアで、アドバンスド・トーナメントパック2013 Vol.3やTHE RARITY COLLECTIONで再録されています。

●効果説明や使い方等

魔法カードメタの代表格とも言えるカードで、通常魔法カードや速攻魔法カードなどあらゆる魔法カードの発動を遅らせることが出来ます。

発動後、お互いのプレイヤーは魔法カードをセットした次の自分ターンまで発動が行えず、除去カードと組み合わせることでチェーン発動されることなく一方的に破壊することが可能です。特にペンデュラムカードに対して効果を発揮し、ルール上ペンデュラムカードは裏側で置くことが出来ないことから発動自体を封じることが出来ます。

カードのセットが行われていないターンの相手ドローフェイズやスタンバイフェイズなどに発動を行うことでメインフェイズでの通常魔法カードの発動を封じることも可能で、儀式テーマなどに対しても強力なメタカードとして活躍します。

注意すべき点はこのカードの発動時にチェーンして速効魔法カードなどの発動が行えるという点にあります。効果の性質上セットした次の相手ターンで即座に発動を行っておきたいカードですが、手札から「サイクロン」などのフリーチェーン除去カードの発動を許してしまう場合もあるため発動タイミングの見極めが重要となるカードです。

永続魔法カードや永続罠カードと相性の良い「真竜」テーマに採用されていることも多く、今後も活躍が期待出来るカードとなっています。

●まとめ

登場時の注目度は低く価格も高くありませんでしたが、第９期におけるペンデュラムテーマに対して有効なカードとなっていたことから注目され、採用率が大幅に上昇しました。新マスタールールの施行によりペンデュラムテーマが弱体化したこともあり徐々に価格が下がりつつありますが、入手難易度の高いシークレットレアの物は以前として高い価格を維持しています。

現在の価格はシークレットレアの物で1,500円前後、コレクターズレアの物で500円前後、その他のレアリティの物は200円～500円前後となっています。