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通常罠
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。リリースしたモンスターと元々のカード名が異なり、元々の種族・属性・レベルが同じモンスター1体を自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。

「苦渋の黙札」は2016年9月10日発売のEXTRA PACK 2016で登場しました。

自部フィールドのモンスター1体をリリースして発動を行い、リリースしたモンスターと元々のカード名が異なり、元々の種族・属性・レベルが同じモンスター1体をデッキ・墓地から選んで手札に加える効果を持つ通常罠カードです。

登場時のレアリティはレアで、再録されておらず、現在は絶版となっています。

●効果説明や使い方等

発動時のコストとして自分フィールドのモンスター1体をリリースし、リリースしたモンスターと元々のカード名が異なる同じレベル・種族・属性となるモンスター1体のサーチを行うことが出来ます。

2対1のカード交換となるため、そのまま使用してしまうとディスアドバンテージとなるだけでなく、通常罠カードなので即時性がありません。また、ボードアドバンテージを失ってしまうため相手ターンでの発動を行う場合は直接攻撃などに注意する必要があります。

フリーチェーンで発動が行える点を活かしてサクリファイスエスケープを行いながら発動することで損失なく発動が可能となり、更にフィールドから墓地へ送られた場合に効果の発動を行う「魔犬オクトロス」や「クリッター」などをリリースすることでもカード消費を軽減することが出来ます。

サーチ手段の乏しいカードのサーチを行うことが出来ますが、アドバンテージを得ながら発動を行うためにはサクリファイスエスケープを行いながら効果の発動が行えるモンスターをリリースしなければならず、上級者向けのカードと言えます。

リリースするモンスターのレベルや属性に制限はありませんが、「トラゴエディア」などのレベル変動が行えるモンスターをリリースしても参照するのは元々のレベルとなっている点に注意しましょう。

●まとめ

イラストにはモンスターに襲われている「おジャマ・ブラック」を横目に「おジャマ・イエロー」が忍び足でその場を立ち去ろうとしている様子が描かれています。「苦渋の決断」のイラストから「おジャマ・イエロー」が「おジャマ・ブラック」を選んだ後の出来事であると考えられ、今回も苦渋の末に見捨てることを選んだようです。

現在の価格は50円前後となっています。

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