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自分フィールド上に表側表示で存在する攻撃力500以下の機械族モンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターと同名モンスターを2体まで自分のデッキから特殊召喚する。
「機械複製」は2004年8月5日より販売されたRISE OF DESTINYにて登場しました。
自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスターの同名モンスターをデッキから2体まで特殊召喚することが出来る通常魔法カードです。
登場時のレアリティはレアで、ストラクチャーデッキ-機械の叛乱-やEXPERT EDITION Volume.3 などで再録されています。
●効果説明や使い方等
やや狭い範囲の印象があるカードですが、特殊召喚可能な攻撃力500以下の機械族モンスターは非常に多くコンボ性に優れたカードとなっています。代表的な使い方としては「カード・ガンナー」を3体並べ、墓地肥やしと打点アップを行う使用方法や「サイバー・ドラゴン」テーマや「ブンボーグ」テーマのデッキにおいて大量展開の起点として使用されています。
このカードの特性上、同名カードとして扱うモンスターを対象に3体以上展開可能な場合でも2体までしか特殊召喚出来ず、特殊召喚元もデッキのみとなっていることから専用の構築を行わない限り事故につながりやすい点には注意が必要です。
「サイバー・ヴァリー」や「チューニング・サポーター」の複数展開に使用することで大量ドローによるアドバンテージの確保を行うなど大量展開を得意とする下級機械族テーマとは非常に相性の良いカードとなっています。また、もともとの種族や攻撃力といった条件を満たさないモンスターでも、種族変更や攻撃力ダウンを行うことによって使用することが可能です。
「DNA改造手術」や「ブラック・ガーデン」を使用したデッキにも度々採用されていることからアドバンテージの確保に繋がる優秀なカードであることが分かります。
少し変わった裁定を持っているカードでもあり、魔法カードの効果を受けないモンスターでも対象にさえ取ることが出来れば、同名カードの特殊召喚が可能となっています。
●まとめ
アニメ・漫画にてマリクやハイトマンが使用しています。機械族テーマ強化の度に注目を集めるカードの一つで一定の需要があることが分かります。
登場した2004年以降2009年を最後に現在に至るまで再録がされていないことから価格は徐々に高くなっていおり、入手困難なこともあって現在ではノーマル・レア共に400円前後を維持するなど人気のある1枚です。