カイザーコロシアムの情報・買取価格等をピックアップ!
このカードのコントローラーのフィールド上にモンスターが1体以上存在する場合、相手がフィールド上に出す事ができるモンスターの数は、このカードのコントローラーのフィールド上モンスターの数を越える事はできない。このカードが発動する前にフィールド上に存在しているカードは、この効果の影響を受けない。
「カイザーコロシアム」は2002年7月18日発売のユニオンの降臨で登場しました。
自分フィールド上のモンスターが1体以上存在する場合相手がフィールド上に出すことが出来るモンスターを自分のフィールド上のモンスターの数までに制限する効果を持つ永続魔法カードです。
登場時のレアリティはノーマルで、STRUCTURE DECK-海馬編- Volume.2やEXPERT EDITION Volume.1で再録されています。
●効果説明や使い方等
展開力の高いデッキへのメタカードとして活躍し、ルール介入型の効果となっているため対策の取りずらいカードとなっています。
相手よりも先に自分フィールド上にモンスターを展開して発動を行わなければ効果が期待出来ないため、いかに早く発動できるかが重要となるカードです。特に「武神」テーマと相性が良く、相手の動きを大きく封じることが出来ます。また、「プリン隊」や「ラーの使途」などを送り付けることでより強力なロックをかけることが可能です。
自分フィールド上のモンスターとこのカードが存在し続ける限り恒久的に相手モンスターの展開を封じることが出来ますが、どちらか一方が除去されてしまった場合は全く意味をなさなくなります。このカードのみでは一切の効力が得られないため必ず場に1体以上のモンスターが必要となり、単体では機能しずらいカードと言えます。
永続魔法カードである点から「サイクロン」などによる除去カードにも弱いため、過信は禁物です。しかし、召喚・特殊召喚自体を封じてしまえるロックカードは数少なく、除外から帰還するモンスターの帰還自体も封じて墓地へ送ることが出来ます。
扱いの難しい上級者向けのカードですが、使用する側には一切のデメリットがなく条件次第で高いロックカードとして使用することが出来るカードとなっています。
サーチ手段が乏しいため複数枚デッキに投入したいところですが、効果の性質上腐りやすいためデッキの構築に注意しましょう。
●まとめ
カイザーとはオランダ語やドイツ語で皇帝を意味し、イラストにはコロシアムの名の通り円形闘技場が描かれています。
現在の価格は200円前後となっています。