2016/09/21

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効果モンスター
星８/光属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカードは特殊召喚できない。このカードの属性は「闇」としても扱う。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする。この効果でカードの発動を無効にする度に、このカードの攻撃力と守備力は５００ポイントダウンする。このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するモンスター１体を選択して発動する。自分フィールド上のカードを全て破壊する。選択したモンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。

「光と闇の竜」は2006円11月2日発売の遊戯王GX第１巻の付属カードで登場しました。

レベル８光属性ドラゴン族効果モンスターで、特殊召喚を行えない召喚制限と自身の属性を闇属性としても扱う永続効果を持っています。また、カードの発動を無効にする誘発即時効果を持っており、効果の発動のたびに自身が弱体化されてしまう無効効果に付随した効果を持っています。さらに、自身が破壊され墓地へ送られた時、自分フィールド上のモンスターを全て破壊して墓地のモンスター１体を蘇生する誘発効果をもっています。

登場時のレアリティはウルトラレアで現在再録はされていません。

●効果説明や使い方等

特殊召喚が出来ないためアドバンス召喚による展開が基本となります。これにより破壊された場合墓地のモンスターを特殊召喚する効果を利用して自身を蘇生することも出来ません。使いきりのアドバンス召喚に限定された最上級モンスターなので、採用する場合は「黄泉ガエル」などのアドバンス召喚サポートカードを併用したデッキ構築となります。

展開に少々癖のあるモンスターですが効果は非常に強力な効果となっており、カードの発動を無効にして自身の弱体化を行います。自身のステータスが500を下回るまではターン内での発動制限がないため都合４回まで無効にすることが可能です。

注意すべき点は強制効果なので自分の発動した効果を無効化してしまう点にあります。解決策として同一チェーンでは発動出来ない裁定となっているため、この裁定を利用して発動したい効果をチェーン発動することで無効化されることなく発動することができます。

しかし、自分のカードを無効化されないためには相手のカードの効果を無効化するチェーンでの発動となるため、タイミングを選ぶことが出来ません。また、無効化すればするほど弱体化することから容易に戦闘破壊されてしまうため、効果により自分フィールド上のモンスターを全破壊してしまいます。

その際に墓地のモンスターを蘇生することが出来るので大幅なディスアドバンテージにはなりませんが、誘発効果などを持っているモンスターと並べておくと効果を無効化してしまい、複数体並べておくと破壊された際にディスアドバンテージとなってしまうなど扱いが難しいモンスターとなっています。

数あるモンスターカードの中でも非常に複雑な裁定となっているため、使用する際は事前確認を怠らないようにしましょう。