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「ジェムタートル」はＶジャンプ2010年12月号で実施された応募者全員サービスパックであるV JUMP EDITION 4で登場しました。

レベル４地属性岩石族リバースモンスターで、デッキから「ジェムナイト・フュージョン」のサーチを行うリバース効果を持っています。

登場時のレアリティはウルトラレアで、DUEL TERMINAL －破滅の邪龍 ウロボロス！！－ で再録されています。

●効果説明や使い方等

「ジェムナイト・フュージョン」をサーチする効果を持つ「ジェムナイト」テーマにおける数少ないサーチャーですが、リバース効果であるため発動スピードが遅く戦闘以外での除去では効果の発動を行うことが出来ません。

近年では「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」や「幻層の守護者アルマデス」といったリバース効果メタの効果を持つモンスターも増えており、効果的に使用する場合は自発的にリバース効果の発動を行うことが出来るギミックの採用が必須となります。

「太陽の書」を使用したり、「岩投げエリア」などで墓地へ送りつつ「地球巨人 ガイア・プレート」などの効果で除外を行い、「早すぎた帰還」による特殊召喚を相手ターンのエンドフェイズなどで発動することで自発的に自分のターンでリバース効果の発動を行うことが出来ますが、コンボ性が高く多くのカード消費となってしまいリバース効果を活かすことが出来ません。

リバースモンスターなので「裏風の精霊」によるサーチが可能ですが、単純に「ジェムナイト・フュージョン」のサーチを行うだけなら「シンクロ・フュージョスニト」の効果を使用する方がカード消費が少なく発動スピートも早めです。

現環境においては相手依存の効果となってしまい、セット後に相手からの攻撃を待ちつつ、攻撃が行われずに自分のターンを迎えた時に反転召喚を行って効果の発動を行うプレイングがメインとなります。

このカードの効果を活かそうとすると他の「ジェムナイト」モンスターとシナジーの低いカードの採用を余儀なくされてしまい、単体では効果の発動すら行えずに除去されてしまう場合も多く、使い勝手の悪いカードと言えます。

「吸光融合」や「ブリリアント・フュージョン」の登場により「ジェムナイト・フュージョン」自体の優先度が低くなったため、このカードの採用率や優先度も低くなっています。

●まとめ

作中に直接登場はしていませんが、アニメZEXALにおいて遊馬が使用した「エクシーズウェイト」という罠カードにのイラストに描かれています。

現在の価格はレアリティ問わず50円前後となっています。

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