封印の黄金櫃の情報・買取価格等をピックアップ!
(1):デッキからカード1枚を選んで除外する。このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。
「封印の黄金櫃」は2006年8月24日発売のザ・ヴァリュアブル・ブック9の付属カードで登場しました。デッキからカードを1枚選んで除外し、発動後の2回目のスタンバイフェイズに除外したカードを手札に加える効果を持つ通常魔法カードです。
登場時のレアリティはウルトラレアで、決闘王の記憶-闘いの儀編-やMILLENNIUM BOX GOLD EDITIONで再録されています。登場後「ネクロフェイス」とのコンボにより猛威を振るったため2007年3月1日に制限カードに指定されますが、2009年3月1日の準制限カードへの緩和後2011年3月1日に無制限カードとなりました。その後は「征竜」テーマとの相性の良さから2014年2月1日に再度制限カードとなりますが、2015年10月1日に準制限カードに緩和され、2016年4月1日に制限解除されました。
●効果説明や使い方等
カードの種類に縛りが無く、あらゆる種類のカード1枚をデッキから除外することが出来ます。
除外されたカードは自力での帰還が困難なカードが多く、除外された時に効果を発動するカードも少ないため効果的に使用する場合は他のカードとの組み合わせが必要となりますが、このカード単体でも発動後の2回目のスタンバイフェイズに手札に加えることが出来るため汎用サーチカードとして使用することが出来ます。
デッキのカード1枚を表側表示で除外するため、「D・D・R」や「闇次元の解放」などと組み合わせることで除外したモンスターの特殊召喚を即座に行ったり、「ネクロフェイス」や「異次元の偵察機」などと組み合わせて効果の発動トリガーとして使用するなど多彩なプレイングを行うことが可能です。
高速化が進む現環境においては2ターンのタイムラグが遅すぎるため優先度は低く、サーチ手段の乏しいコンボパーツなどをサーチするギミックとしての採用が一般的です。2回目のスタンバイフェイズに手札に加える処理はチェーンブロックを作らず、「ライオウ」などによっても妨害されない裁定となっています。
●まとめ
戦いの儀編において遊戯が使用しています。原作ではカード1枚をこのカードに封印し、相手が同名カードを発動した際に効果を無効化するという効果で登場しており、「死者蘇生」の封印と無効を行いました。
現在の価格はVB09のウルトラレア仕様が400円前後、そのほかのレアリティが100~200円前後となっています。