ディメンション・ウォールの情報・買取価格等をピックアップ!
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。この戦闘によって自分が受ける戦闘ダメージは、かわりに相手が受ける。
「ディメンション・ウォール」は2005年5月26日発売のCYBERNETIC REVOLUTIONで登場しました。
相手の攻撃宣言時に発動可能で、自分が受ける戦闘ダメージを相手に与える効果を持つ通常罠カードです。
登場時のレアリティはレアで、ストラクチャーデッキ-暗闇の呪縛-やEXPERT EDITION Volume.4などで再録されています。
●効果説明や使い方等
「魔法の筒」と比較されがちなカードですが、性能面では一長一短な効果と言えます。相手モンスターの攻撃宣言時のみの発動となることから除去に弱いカードですが、自分が受ける戦闘ダメージを相手に与えることが出来ます。
対象を取らない効果となっているため発動成功率も高く、モンスターではなくプレイヤーに影響が及ぶ効果となっています。しかし、「魔法の筒」と違って攻撃を無効にするわけではないのでモンスターを守る防御手段としては使用できず、発動タイミングの都合上自爆特攻による戦闘ダメージを相手に与えることも出来ません。
与えるダメージはバーンダメージではないため「マテリアルドラゴン」や「DDD反骨王レオニダス」などに強い反面、「剣闘獣」モンスターや「トラゴエディア」などの戦闘や戦闘ダメージをトリガーとして効果を発動するカードには弱い一面を持っています。
使い勝手の良さでは「魔法の筒」に軍配が上がりますが、「魔法の筒」では対応しきれない「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」や「アポクリフォート・キラー」といったモンスターに対して絶大な効果を発揮するため、状況に応じての使い分けが重要となります。
より多くのダメージを与えるためにも直接攻撃時での発動が望ましいですが、モンスターゾーンにモンスターが存在しない場合は罠を警戒して攻撃を行う前に除去されてしまうことも多いため、使い勝手の悪さは否めません。より確実に発動するには高度なプレイングが求められるカードですが、奇襲性が高くダメージ効率も高いカードなので、様々なデッキで活躍が期待できるカードです。
●まとめ
イラストには「戦士ダイ・グレファー」が「異次元の女戦士」を襲う様子が描かれており、この時に異次元に飛ばされてしまったことが分かります。その後登場した「予想GUY」では無事帰還した様子が描かれています。
再録が少ないものの、「魔法の筒」に出番を奪われがちなため採用率が低く、現在の価格はレアリティ問わず100前後となっています。