終焉の指名者の情報・買取価格等をピックアップ!
手札を1枚ゲームから除外して発動できる。お互いのプレイヤーはこのデュエル中、このカードを発動するために除外したカード及びその同名カードの効果を発動できない。
「終焉の指名者」は2013年4月20日発売のJUDGMENT OF THE LIGHTで登場しました。
手札を1枚除外することで発動を行い、このカードの発動のために除外したカード及び同名カードの効果の発動を封じる効果を持つ通常罠カードです。
登場時のレアリティはノーマルレアで、現在再録はされていません。
●効果説明や使い方等
手札のカードを除外することで、お互いに発動を制限する効果を持つカードです。発動さえしてしまえばいかなる方法でも解除が出来ないため、非常に強力な拘束力を持つカードとなっています。
除外するカードの種類は魔法・罠カードやモンスターなど制限がないため、状況に応じてお互いに入っているであろう汎用性の高いカードなどを先に封じておくことが可能です。しかし、単純に2枚ものカード消費となってしまい、ディスアドバンテージとなるため有効活用することが難しく、除外したカードの発動を制限するだけなので召喚や攻撃、チェーンブロックを作らない永続効果などは封じることが出来ません。
また、自分のカードを除外した場合は自分も発動を封じられてしまうためディスアドバンテージのみならずデメリットを負ってしまいます。通常罠カードなので発動タイミングが遅くなりがちな点もマイナス要素です。
除外したモンスターを「D・D・R」などでフィールド上に帰還させ、誘発効果で発動してしまう自壊などのデメリットを発動させないという使用方法もありますが、3枚~4枚以上のカード消費となってしまうため、突破された後の逆転が困難となってしまいます。
コンボを組むうえでキーカードとなるカードですが、このカード自体のサーチ手段が乏しいため複数積みが必須となってしまい、事故要素も大幅に増えてしまいます。
一般的なデッキでは有効活用するのが難しいカードなので、使用する際はミラーマッチや相手のデッキの情報がある程度把握できている2セット目以降などの使用が推奨されるカードです。
●まとめ
イラストには「終末の騎士」が月に向かって剣を振りかざしている様子が描かれていますが、何を指名しているのかは不明です。また、原作に登場した「封印の黄金櫃」がこのカードと同じ効果を持っています。
現在の価格は50円前後となっています。