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(1):1ターンに1度、自分の墓地の植物族モンスター1体を対象として発動できる。その植物族モンスターを特殊召喚する。この効果でモンスターを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。この効果で特殊召喚したモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
「増草剤」は2008年7月19日発売のCROSSROADS OF CHAOSで登場しました。
墓地の植物族モンスターを対象に特殊召喚を行い、特殊召喚を行ったモンスターがフィールドから離れた場合に自壊する効果を持つ永続魔法カードです。
登場時のレアリティはノーマルで、DUELIST EDITION Volume 3やアドバンスド・トーナメントパック2016 Vol.4で再録されています。
●効果説明や使い方等
発動するターンは通常召喚が出来なくなる代わりに植物族モンスターを完全蘇生する効果を持っています。永続魔法カードなので速効性があり、場に維持することが出来れば毎ターン墓地からの蘇生を行うことが出来るため、大量展開を得意とする植物族テーマと非常に相性が良いサポートカードとなっています。
このカードの効果で特殊召喚を行ったモンスターがフィールドから離れた場合には自壊してしまいますが、このカードがフィールドから離れた場合は特殊召喚を行ったモンスターが破壊されません。
連動して破壊されないため、植物族モンスターの特殊召喚後に「BF-精鋭のゼピュロス」などの効果でバウンスを行うことで再発動が可能となります。
これにより再度蘇生を行うことが出来るため、他のカードと組み合わせることで通常召喚が出来なくなるデメリットを軽減することが可能です。特にエクシーズ召喚を多用するデッキと相性が良く、特殊召喚を行ったモンスターをエクシーズ素材とした場合、フィールドから離れた扱いとならないため自壊するデメリットを回避することが出来ます。
注意すべき点は、永続魔法カードなので効果の発動にチェーンして「サイクロン」などを発動された場合、不発となってしまいます。また、蘇生カード全般に言えることですが、初手で引いてきた場合や墓地肥やしが行えていない状況では腐りがちなので、採用枚数にも注意しましょう。
●まとめ
イラストには「ウィード」が奥で巻かれている薬品によって増殖している様子が描かれています。後に登場した「隣の芝刈り」のイラストから、「成金ゴブリン」の自宅であることが分かりました。
現在の価格はレアのもので300円前後、ノーマルパラレルの物で200円前後、ノーマルのもので100円前後となっています。