増援の情報・買取価格等をピックアップ!
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。
「増援」は2001年9月20日発売のStruggle of Chaos -闇を制する者-で登場しました。レベル4以下の戦士族モンスターをサーチする通常魔法カードです。
登場時のレアリティはノーマルで、STRUCTURE DECK-城之内編- Volume.2やデュエリストセット Ver.ライトロード・ジャッジメント デッキ構築用パックなど多数のストラクチャーデッキやパックに再録されています。
登場から一年も立たずして準制限カードに指定されてしまいましたが、2008年9月1日制限解除されています。その後、「終末の騎士」や「ダーク・グレファー」といった多くのデッキの起点となるカードのサーチに使われていたため、2009年3月1日に制限カードに指定されてしまい、現在に至るまで制限解除は行われていません。
●効果説明や使い方等
レベル4以下の戦士族モンスター限定ですが、ノーコストでサーチを行えるため非常に高い汎用性を持つカードです。戦士族主体のテーマには「テラナイト」テーマや「HERO」テーマ、「六武集」テーマといった強力なテーマが存在することから、万能サーチカードとして活躍します。
制限カードへの指定が行われた後はモンスター効果同士によるサーチが主流となりましたが、戦士族メインのデッキであれば腐ることはまずないため現在においても必須とも言えるサーチカードです。
また、戦士族以外の種族がテーマのデッキにおいても「終末の騎士」などの汎用効果を持つモンスターのサーチに使用されることも多く、「影霊衣」テーマにおいては「影霊衣の術士 シュリット」のサーチに使用されています。
レベル4主体のデッキにおいては「ゴブリンドバーグ」や「フォトン・スラッシャー」、「H・C 強襲のハルベルト」のサーチを行えるため採用率は高く、「召喚僧サモンプリースト」のコストとしても使用できることから事故につながる心配もありません。
●まとめ
イラストには「切り込み隊長」が描かれています。「切り込み隊長」は召喚成功時に手札からレベル4以下の戦士族モンスターを特殊召喚出来るため、関連性が伺えます。また、漫画GXにおいて主人公である十代が使用しており、効果により「E・HERO オーシャン」のサーチしました。
非常に多くの再録があるためレアリティにより価格は様々ですが、スーパーレアの物で500円前後、ウルトラレアの物で300円前後となっています。その他のレアリティは50円~100円前後となっています。