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☆4/地属性/獣族/ATK 300/DEF 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはデッキから特殊召喚できない。①:フィールドのこのカードを除外して発動できる。デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
「レスキューラビット」は2011年7月16日発売のPHOTON SHOCKWAVEで登場しました。
レベル4地属性獣族効果モンスターで、自身をフィールドから除外することでデッキからレベル4以下の同名カード2体のリクルートを行う起動効果を持っています。
登場時のレアリティはレアで、THE RARITY COLLECTIONやストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-で再録されています。高い汎用性を持ち、様々なデッキで活躍したこともあって2012年9月1日に準制限カードに指定されますが、2014年7月1日に制限解除されました。
効果説明や使い方等
ステータスは非常に低めですが自身をフィールドから除外することでレベル4以下のバニラモンスター2体のリクルートを行う効果を持っており、容易にボードアドバンテージを得ることが出来ます。リクルートするモンスターにはレベル4以下の同名カード2体という縛り以外は一切の制限が無く、様々な属性や種族を持つバニラモンスターのリクルートに繋げることが出来るため、多くのデッキで展開の起点として活躍する汎用性の高いカードです。
デメリットとしてリクルートされたモンスターはエンドフェイズ時に自壊してしまいますが、攻撃を行えないといった制限もないことから「メガロスマッシャーX」や「アレキサンドライドラゴン」といった高い攻撃力を持つバニラモンスターのリクルートを行うことで大きな戦闘ダメージも期待出来ます。
デメリットを回避するためには戦闘を行った後などでエクシーズやシンクロ、リンク召喚に繋げるプレイングがメインとなりますが、同名カードのリクルートを行う必要があることからデッキにレベル4以下のバニラモンスターを複数の種類採用しておかなければならず、バニラモンスターの採用枚数が非常に重要となるカードです。
新マスタールールにおいても重要なカードとなっており、「星杯」テーマなどバニラモンスターを扱うテーマで活躍が期待出来ます。
「リンク・スパイダー」とも相性が良く、リクルートしたバニラモンスターを素材に「リンク・スパイダー」2体のリンク召喚を行うことで「ミセス・レディエント」に繋げることが出来るため、バニラモンスターを利用してエクストラデッキからの大量展開を行いたいデッキなどにおいても活躍します。
その他には同名カード2体が場に並ぶことからエクシーズとの相性も良好となっており、「メガロスマッシャーX」から「エヴォルカイザー・ドルカ」に繋げたり、「カエルスライム」から「餅カエル」へ繋げたりと、通常のプレイングでは素材の確保が難しいエクシーズモンスターの展開を得意とするカードです。
「融合」を使用するデッキであれば「始祖竜ワイアーム」へと繋げることも可能で、バニラペンデュラムモンスターである「竜剣士マスターP」のリクルートを行うことで「剛竜剣士ダイナスターP」の展開に繋げるなど、シンクロを除くすべての召喚方法と相性の良いカードとなっています。
効果の発動後は「虚空海竜リヴァイエール」などの効果を使用することで除外ゾーンからの帰還が可能となりますが、効果は1ターンに1度しか発動することが出来ないため、効果を発動した次のターンでの帰還が推奨されます。下級のバニラモンスターを複数枚使用するデッキにおいて必須とも言える汎用モンスターですが、必然的にバニラモンスターの採用枚数が多くなってしまい、事故要素も多くなってしまうことから、プレイングやデッキ構築などに注意しましょう。
今後も強力なリンクモンスターやエクシーズモンスターの登場が予想されるため、バニラモンスターと共に更なる活躍が期待出来るカードとなっています。
まとめ
再録が少なかったこともあって以前は低レアリティながらも高い価格で取引されていましたが、複数の再録があったことで価格は落ち着きました。
現在の価格はシークレットレアの物で1,700円前後、コレクターズレアの物は500円前後、その他のレアリティの物は100円前後となっています。