BOSHのカード裁定ルールまとめ③
10月17日に最新弾となるブレイカーズ・オブ・シャドウが発売になりました。
数多く注目カードが収録されていますが今回もその中からいくつかカード裁定についてご紹介します。
「アンデットワールド」の『このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上及び墓地に存在する全てのモンスターをアンデット族として扱う』効果が適用中です。
「妖刀-不知火」の『①:このカードが墓地に存在する場合、チューナー以外の自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、その2体のレベルの合計と同じレベルを持つアンデット族Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない』効果を発動し、種族が炎族からアンデット族になっている墓地の「炎の剣豪」を対象としました。
その発動にチェーンする形で「サイクロン」の効果により、「アンデットワールド」を破壊した場合、効果処理はどうなりますか?
その状況の場合、まず「サイクロン」の効果で「アンデットワールド」を破壊した事により、対象とした「炎の剣豪」の種族は元々の種族である炎族に戻っています。
しかし、その場合でも、「妖刀-不知火」の効果処理は通常通り適用されます。
対象のモンスターと「妖刀-不知火」自身を墓地から除外し、『その2体のレベルの合計と同じレベルを持つアンデット族Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する』処理を行います。
相手フィールド上に「ゴヨウ・プレデター」と、「ゴヨウ・プレデター」の効果によって奪われ特殊召喚された、元々の持ち主が自分の「破壊剣-アームズバスターブレード」が表側表示で存在しています。
この状況で、「破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー」が「破壊剣-アームズバスターブレード」を戦闘で破壊した場合、「破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー」の『②:相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、破壊されたそのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する』効果を発動する事は可能ですか?
その状況の場合でも、「破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー」の『そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する』効果を発動する事は可能です。
その場合、相手フィールド上で戦闘破壊して自分の墓地に送られた「破壊剣-アームズバスターブレード」を対象として効果を発動する事となります。
「竜呼相打つ」の発動にチェーンして「神の警告」を発動する事は可能ですか?
はい、可能です。
フィールド上に表側表示で存在する通常モンスターである「ハーピィ・レディ」を対象に「濡れ衣」を発動しました。
この場合、「濡れ衣」の『①:相手の手札・フィールドのカードを合計した数が自分の手札・フィールドのカードを合計した数より多い場合、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。お互いのプレイヤーはこのデュエル中、その表側表示のカード以外の、対象のカードと同名カードの効果を発動できない』効果はどのように適用されますか?
「濡れ衣」の効果が適用されている場合、対象のカードと同名カードの効果を発動する事はできません。状況の場合、対象に選択された「ハーピィ・レディ」自体は通常モンスターですが、「ハーピィ・ハーピスト」等のフィールドにて「ハーピィ・レディ」として扱われるモンスターは、効果の発動ができなくなります。