凡人の施しの情報・買取価格等をピックアップ!
デッキからカードを2枚ドローし、その後手札の通常モンスター1体をゲームから除外する。手札に通常モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
「凡人の施し」は2007年5月12日発売のTACTICAL EVOLUTIONで登場しました。
デッキから2枚ドローを行い、手札から通常モンスター1体を除外するか手札を全て墓地へ送る効果を持つ通常罠カードです。
登場時のレアリティはレアで、DUELIST EDITION Volume 2で再録されていますが、現在は絶版となっています。
●効果説明や使い方等
バニラモンスター専用のドローソースで、「闇の誘惑」と同様にデッキから2枚ドロー後手札のバニラモンスターを除外します。除外出来るバニラモンスターが不在の場合は手札を全て墓地へ送らなければならないため、基本的には手札にバニラモンスターが存在する場合か、デッキトップのカードがバニラモンスターである場合に使用するカードです。
コストで除外したモンスターを「D・D・R」などで帰還させることも出来るため、デメリットを利用できるようなデッキでの使用となりますが、通常罠カードなので即時性がありません。
発動までにワンテンポ遅れてしまうことからドローソースとしての運用が難しく、手札のバニラモンスターを除外したい場合に利用したり、フリーチェーンで発動出来る点を活かして破壊対象となった際に発動を行ってアドバンテージに繋げるといったプレイングが重要となります。
しかし、バニラモンスターの専用サポートカードの中には「凡骨の意地」が存在しており、永続魔法カードで即時性があるだけでなく、ノーコストでアドバンテージを得ることが可能です。
一般的なバニラテーマにおいての優先度は低く、除外ゾーンを利用する構築や手札を全て墓地へ送りたいなどの変則的なギミックとしての利用がメインとなるカードです。
ドローを行ってその後の処理を行うまでが一連の効果処理となるため、「凡骨の意地」との相性も悪く、ファンデッキ向けのカードとなっています。
●まとめ
イラストには「凡骨の意地」にも登場している人物が、「天使の施し」と似たポーズをとっており、カードの効果も2枚のドローという点が一致しています。
現在の価格は50円前後となっています。