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自分の墓地の「水精鱗」と名のついたモンスター3体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃宣言できず、エンドフェイズ時に破壊される。
「アビスコール」は2012年7月21日発売のABYSS RISINGで登場しました。
自分の墓地の「水精鱗」と名の付いたモンスター3体を選択して表側守備表示で特殊召喚を行い、この効果で特殊召喚したモンスターの効果の無効化とエンドフェイズ時の自壊を行う効果を持つ通常罠カードです。
登場時のレアリティはスーパーレアで、再録されておらず、現在は絶版となっています。
●効果説明や使い方等
墓地の「水精鱗」モンスターを一度に3体も特殊召喚出来る強力な効果を持っていますが、特殊召喚を行ったモンスターの効果の無効化や攻撃制限、守備表示での展開やエンドフェイズ時に自壊するなど多くのデメリットが存在します。
そのため、発動後は展開したモンスターをアドバンス召喚のリリースモンスターとして使用したり、リンク召喚やエクシーズ召喚などの各種素材とするプレイングが推奨されます。
瞬間的な爆発力には目を見張るものがありますが、墓地から必ず3体を選択して特殊召喚を行わなければいけないことから序盤では蘇生手段として機能せず、中盤から終盤にかけての発動がメインとなります。
相手ターンでの発動を行う場合は「水精鱗-アビスリンデ」や「水精鱗-アビスヒルデ」といったモンスターの効果の発動トリガーとして使用することも出来るため、次の自分のターンの展開の準備に繋げつつ防御手段として使用することが出来ます。
エンドフェイズに自壊する効果はチェーンブロックを作らず、蘇生対象となるモンスターが「D.D.クロウ」などの効果で除外され不在となった場合においても残りのモンスターの特殊召喚を行える裁定となっていますが、自分のメインモンスターゾーンの空きが3つ以上なければ発動が行えない点などから安定性に欠けてしまうカードと言えます。
リンクモンスターの登場により、一度に複数体の展開が行えるカードが再評価されつつあるため、今後登場するカードによっては今以上の活躍が期待出来るカードとなっています。
●まとめ
イラストには「水精鱗-アビスリンデ」・「水精鱗-アビスグンデ」・「水精鱗-アビスヒルデ」と「水精鱗-ガイオアビス」の腕輪が描かれており、カード名はアビスとスコールを掛けたものであると考えられます。
現在の価格は50円前後となっています。