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(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
「神の宣告」は1999年11月18日発売のVol.6で登場しました。
ライフコストを半分支払うことで、魔法・罠カードの発動や自分または相手のモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にして破壊する効果を持つカウンター罠カードです。
登場時のレアリティはウルトラレアで、ストラクチャーデッキ-シンクロン・エクストリーム-やGOLD PACK 2016で再録されています。高い汎用性を持ち、多くのデッキで活躍したこともあって2009年9月1日に制限カードに指定されました。
●効果説明や使い方等
発動に必要なライフが半分という重めのコストを必要としますが、魔法・罠カードの発動とモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にして破壊する効果を持っており、同じスペルスピードを持つカウンター罠カードの発動に対しても発動を無効にして破壊することが出来ます。
多くの場面で発動が出来る便利なカードですが、必要なライフコストが変動するため、序盤での発動に注意する必要があり、発動タイミングの見極めが重要となるカードです。
終盤以降であれば自分のライフポイントも少なくなっている場合も多く必要なライフコストが少なく済む点や、「神の警告」と違ってライフポイントが2000以下の場合でも発動出来るという点は優秀ですが、初期ライフの状態で発動を行ってしまうと4000ものライフポイントを支払う必要があることから、ライフコストに見合った発動が出来るかを考えて使用する必要があります。
また、モンスターの特殊召喚に対して発動を場合、チェーンブロックを作るモンスター効果による特殊召喚に対して発動が行えません。
シンクロ召喚やリンク召喚などに対して発動を行うことは可能ですが、「ブリキンギョ」や「クレーンクレーン」といったチェーンブロックを作るモンスター効果による特殊召喚に対しては発動出来ず、発動出来るのはルール効果などの条件による特殊召喚だけであるという点を覚えておくようにしましょう。
同様に「死者蘇生」や「融合」といったカードに対して発動を行う場合、効果処理後の特殊召喚成功時に発動することは出来ないため、カードの発動にチェーンして魔法・罠カードの発動自体を無効にして破壊するといったプレイングが要求されます。
モンスター効果による特殊召喚という点においては「神の警告」や「神の通告」といったカードが勝っており、一長一短の性能であると言えますが、高い汎用性を持つカウンター罠カードなので上級者同士の戦いなどにおいても活躍が期待出来るカードとなっています。
●まとめ
アニメオリジナルデュエルでキースが、アニメGXで十代がそれぞれ使用しており、「聖なるバリア -ミラーフォース-」や「リビングデッドの呼び声」といった罠カードの発動を無効にしました。
「神の警告」などのイラストに登場している人物と同一人物であると考えられ、「禁じられた聖槍」などのイラストから「失楽の聖女」に聖杯や聖典を持ち出され、「神の忠告」や「神の通」を経て追放していることが分かります。
現在の価格はウルトラレアの物で1,000円前後、スーパーレアの物で200円前後、その他のレアリティの物は50円~100円前後となっています。