肥大化の情報・買取価格等をピックアップ!
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力は倍になり、直接攻撃できない。
「肥大化」は2016年10月8日発売のレイジング・テンペストで登場しました。
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象に発動を行い、そのモンスターの攻撃力・守備力を倍にして直接攻撃を封じる効果を持つ通常罠カードです。
登場時のレアリティはノーマルレアで、現在再録はされていません。
●効果説明や使い方等
相手モンスター1体を対象に恒久的に直接攻撃を封じることが出来ますが、そのモンスターの攻撃力・守備力を倍にしてしまいます。
自分フィールド上にモンスターが残っている場合などでの発動は非常に危険ですが、相手モンスターを強化することによって「魔法の筒」によるダメージ増加に利用したり、「レッド・リゾネーター」の回復量の底上げを行うなどコンボ性の高いカードとなっています。
また、コントロール奪取を行うカードとも相性が良く、「トーチ・ゴーレム」や「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」といった相手フィールドに特殊召喚されるモンスターを対象に発動を行い、強化された後に「洗脳解除」や「強制転移」などで奪うことで高い攻撃力のモンスターを使用することも可能です。
発動時に除去をされることなく強化を行い、直接攻撃を封じることが出来ることからある程度の防御手段としても使用することが可能で、1体のモンスターに複数枚の発動を行って大幅な攻撃力強化を利用したコンボに使用することが可能です。
しかし、コンボ性の高いカードにも関わらずサーチ手段が乏しく、通常罠カードとなっていることから発動までのタイムラグが発生する点などを考慮すると非常に扱いにくく、一般的なデッキでの優先度は低めです。また、強化したモンスターのコントロールを奪うにしても直接攻撃が行えない効果が足を引っ張る場面も少なくないため、プレイングにも注意が必要となります。
コンボ前提のファンデッキ向けのカードと言えますが、コンボが決まった場合の破壊力はワンターンキルの達成も可能な程のダメージが期待出来るカードとなっています。
●まとめ
イラストには「ミクロ光線」によって「ゴブリン突撃部隊」が肥大化している様子が描かれています。また、効果などから「巨大化」のパロディカードであると考えられます。
現在の価格は50円前後となっています。