天罰の情報・買取価格等をピックアップ!
手札を1枚捨てて発動する。効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
「天罰」は2004年8月5日発売のRISE OF DESTINYで登場しました。
手札を1枚捨てることで効果モンスターの効果の発動を無効にして破壊する効果を持つカウンター罠カードです。
登場時のレアリティにはスーパーレアとアルティメットレアが存在し、EXPERT EDITION Volume.3やDUEL TERMINAL -ジェネクスの進撃!!-などで再録されています。
●効果説明や使い方等
あらゆる効果モンスターの効果の発動を無効にして破壊する効果を持っており、手札コスト1枚で発動を行うことが出来ます。
カウンター罠カードなのでセットした次のターンからでなければ発動を行うことが出来ず、状況によっては2対1のカード交換となってしまいディスアドバンテージとなる場合もありますが、モンスター効果の発動場所を気にすることなく手札や墓地、フィールドなどで発動したモンスター効果の無効化と破壊を行うことが可能です。
似た効果を持つ「エフェクト・ヴェーラー」や「ブレイクスルー・スキル」などと比較すると対象を取らない点やスペルスピード3のカウンター罠カードである点などで勝っていますが、コストが必要ない点や永続効果やルール効果などに対応出来る点などでは劣ってしまい、やや扱いづらさが目立ちます。
効果モンスターをメインにデッキの構築を行う現環境においては発動の機会は多く存在しますが、モンスターの特殊召喚にも対応した「神の通告」の登場により活躍の場が減りつつあるカードです。
いかにディスアドバンテージとならないようにカード消費を軽減できるかが重要となりますが、コストとして捨てる手札のカードに注意すればある程度プレイングで回避出来ます。
その他のカウンター罠カードと組み合わせて「解放のアリアドネ」によるコストの軽減を行うことで強力なメタカードとして活躍しますが、このカード単体での優先度は低く、ライフコストで発動が行える「神の警告」や「神の通告」といったカードの方が優先度は高めとなっています。
●まとめ
イラストには「キャノン・ソルジャー」が雷に打たれている様子が描かれており、何らかの罰が下ったことが分かります。アニメGXにおいては影丸が使用しており、「神炎皇ウリア」の弱体化を目的とした「幻魔の殉教者」のコストとして墓地へ送られました。
現在の価格はアルティメットレアの物で400円前後、スーパーレアの物で100円前後、ノーマルの物で50円前後となっています。