2017/08/01

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通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスター１体を選択して発動できる。選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。

「次元幽閉」は2007年11月29日発売の遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2008の付属カードで登場しました。

相手モンスターの攻撃宣言時に攻撃モンスター１体を選択して発動し、攻撃モンスターの除外を行う効果を持つ通常罠カードです。

登場時のレアリティはウルトラレアで、GOLD SERIES 2012やストラクチャーデッキ－機光竜襲雷－などで再録されています。

●効果説明や使い方等

数ある攻撃反応型の罠カードの中でも評価の高いカードで、相手モンスターの攻撃宣言時に攻撃モンスターの除外を行うことが出来ます。破壊を介さない除外なので破壊耐性持ちのモンスターに対しても有効で、墓地にも送られないことから墓地へ送られた時に発動する効果を発動させずに除外することが可能です。

「炸裂装甲」の上位互換とも言える効果となっており、単体除去手段として有効なカードですが、発動条件が相手依存となる点や対象を取る効果である点に注意する必要があります。破壊を介さずに除外を行うため「スターダスト・ドラゴン」や「我が身を盾に」などで妨害されない点は優秀ですが、一方で「王宮の鉄壁」などに弱く、除外が行えない状況では破壊を行わない効果が仇となり無力化されてしまう点に注意しましょう。

攻撃反応型のカード全てに言えることですが、発動条件が相手依存となっていることからメインフェイズ１での除去などに非常に弱く、防御手段としての使用よりも除去手段としての役割が強いカードとなっています。

ノーコストで発動出来るためディスアドバンテージとなる場合が少ないカードではありますが、対象としたモンスターが守備表示となった場合などでは不発となってしまうこともあり、年々採用率は低下しています。

破壊された場合にエクストラデッキに送られるペンデュラムモンスターに対して有効な除去手段となっていますが、「聖なるバリア－ミラーフォース－」などの対象を取らない全体破壊を行うカードの方が効果的に発動出来る場面が増えてきているため、環境を把握したうえでの採用を行うようにしましょう。